現代教化フォーラム「信じることの意味」12/18開催 智山教化センター
「信じることの意味」
―生かされている自分―
別院真福寺 地下講堂(東京都港区愛宕1-3-8)
講師:東京大学文学部教授(インド哲学仏教学) 下田正弘 先生
今回、ご講演頂く下田正弘先生は、経・律を中心とする「仏教聖典形成史」を専門とされており、特に初期仏教が大乗仏教に発展する過程に関心の中心を置き、思想史的、社会史的な観点から研究をされています。一方で、西洋近代に生まれたこうした仏教聖典の研究方法自体の問題点を、伝統的な聖典の扱いと比較することによって問い直し、歴史的・批判的方法によっては覆い尽くせない仏典の研究方法を模索されています。講演テーマ「信じることの意味」では、古代インド仏教に精通された下田先生から、私たち自分自身でさえ気付き得ていない、人の深さ・複雑性についてお話頂きます。
『私たちは、幾重もの意味の層を自己の内部にかかえ、時々にそこから発される、さまざまな力に生かされているものです。自らの内なるこの多様性は、他者と向きあい、相手の内なる多様性に反照されるとき、初めて自覚へともたらされます。他者への信頼によって自己実現しうること。一見、矛盾したようなこの知恵のあり方は、近年マスコミを賑わせた自己責任という平板ことばが及びもつかない、人間存在の深さと複雑さを抱き取っています』(下田正弘)
信じることの意味――それは混迷する今の時代にこそ、あらためて問い直すべきたいせつな課題であると思いませんか?
【下田先生 略歴】
福岡県出身。1981年東京大学文学部印度哲学印度文学専修過程卒業、1984年同大学院人文科学研究科修士課程修了、1985-1986年インド・デリー大学大学院留学、1989年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学、1994年「大乗『涅槃経』の研究」で東京大学文学部博士、2007年より同大学文学部教授(インド哲学仏教学)。著書に、『涅槃経の研究-大乗経典の研究方法試論』(春秋社)、『パリニッバーナ終わりからの始まり』(NHK出版)等多数。
◆教師・寺庭・檀信徒・一般のどなたでも受講できます。
◆ご参加の際は、事前に下記連絡先までお申し込みください。
受講料は無料です。
お申し込みは智山教化センターまで 電話、FAX・E-mailでお申し込みください。
TEL 03-3431-5218
FAX 03-3431-5219
E-mail kyoukac@shinpukuji.or.jp
他、詳細は下記HPをご覧下さいませ。





























