アショーカ石柱ルンビニーの復興事業は当時の国連ウ・タント事務総長の呼びかけでスタートしました。
1978年、WFB(世界仏教徒連盟)は世界仏教徒会議日本大会においてルンビニーの復興支援を決議しました。
WFB日本センターである全日本仏教会も全国の仏教徒の浄財による本格的な協力・支援に乗り出しました。
ネパール側との交渉は難航を極め、皆様には大変ご心配をおかけしましたが、本会が出がけた考古学調査を終了後、ネパール当局により新たにマヤ堂が建立され本会の事業は集結致しました。

その間、1995年2月、マヤ婦人像の真下からお釈迦さまの誕生した場所を示す石版「印石(マーカー・ストーン)」が発見されました。
印石は原初より置かれたと推定され、ルンビニーが仏教徒の信仰の帰依処となっていたことを表わす根拠となりました。
また、アショーカ王建立の石柱の碑文にも新たな解釈をもたらしま
した。
その成果は「ルンビニーマヤ堂の考古学的調査」として上梓されています。

こうした文化的・学術的な重要性が評価され、1997年、ルンビニーはユネスコ世界文化遺産に登録されました。
そして、2006年4月、WFB世界仏教徒会議台湾大会において(財)全日本仏教会は本事業の業績に対してWFB本部より表彰されました。
この30年に及ぶ復興事業に対し、釈尊崇敬の念篤く、温かいご理解ご協力をお寄せ続けて下さった多くの皆様に心よりお礼申し上げます。

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