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60周年記念事業テーマ 第31期 理事長 齋藤 明聖

ご縁をかたちに、絆を行動に ―私(わたくし)からはじまる―

全日本仏教会第31期理事長 斎藤 明聖

第31期 全日本仏教会理事長 齋藤 明聖

 全日本仏教会は昭和32年に財団法人となり、来年の平成29年に創立60年を迎えることとなりました。また、平成24年4月1日に公益財団法人に移行して以来、初めての記念事業ということになります。

 平成29年は、東日本大震災の犠牲になられた方々の7回忌、阪神・淡路大震災の犠牲になられた方々の23回忌の年に当ります。被災地の復興への道のりはまだまだ遠く、これからも仏教者として被災地に「寄り添う」ことが求められているのではないでしょうか。また、公益事業の拡充や、広報課題への継続的な取り組みなど、より一層の一般社会全体を意識した活動が求められていると思慮するところであります。これらを踏まえながら、60年という年月の中で、改めて財団創立時の理念に立ちかえり、この度の記念事業を一過性のセレモニーに終わらせることなく、この節目を未来につなげる好機と捉え、伝統仏教の意義を示すために「財団創立60周年記念式典」「全日本仏教徒会議」「WFB世界仏教徒会議日本大会」という3つの事業を通して社会に発信し、日本の伝統仏教界そのものと、仏教の社会的意義を広く社会に伝えていきたいと考えております。

 平成19年から翌年まで行われた財団創立50周年記念事業の統一テーマは「地域の縁・アジアの縁」でした。10年という月日が経過し、当時の記念事業の際に設定した「NEXT50」の検証と再確認を通して、現在の社会に向けて何が発信できるか検討を重ねてまいりました。

国内に目を向けると、東日本大震災を始めとする自然災害を経験して「地域のつながり」が見直され、また少子高齢化、人口の流動化に伴う地域の過疎化の進行、モラルの崩壊、さらには戦後70年の議論において改めて「平和」とは何かが問われました。また、世界に目を向けると、アジア圏との交流の重要性、世界的な格差問題、情報化社会における人々の思考や行動の変化など、さまざまな問題が挙げられます。

 これらの諸問題や前回の記念事業のテーマである「地域の縁・アジアの縁」の主旨に鑑み、より実践的なイメージを想起できるようなテーマが必要になりました。地域や世界という概念を通じてさまざま人々との縁や絆を結びながら、私たち自身が主体となって行動に移す。そんな想いを込めて、この度のテーマを考えました。

 このテーマのもとに、皆さまとともに思いを一つにして記念事業を推進してまいりますので、ご支援ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

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