全仏からのお知らせ
現下、国内外の情勢が大きく移り変わる中で、宗教がらみの戦争や大規模テロの勃発が相次ぎ、国内では少子高齢化や核家族化が進み人心の荒廃など様々な問題が山積しております。
こうした問題に対して、各種声明・意見書・要望書を提出及び発表しております。
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加盟団体からのお知らせ
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加盟団体へのお知らせ
本会の活動を全国のご寺院・所属団体の皆様に広報するため、加盟団体で発行している各機関誌等へ本会記事『全仏だより』の掲載にご協力頂いております。
各団体より要望がございました、過去の『全仏だより』、また最新の『全仏だより』を掲載をさせて頂きます。
また、今後はホームページ上でよりタイムリーなお知らせの掲載も予定しております。
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大会・会議・記念事業開催のお知らせ
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過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
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救援活動
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国際交流
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広報活動
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声明・談話・要望書
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共催・後援・協力
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イベント情報
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- 第43回 全日本仏教徒会議 愛媛大会開催のお知らせ
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2015年8月11日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
第43回全日本仏教徒会議愛媛大会 大会テーマ「浄心の道 -巡礼-」 2015(平成27)年10月30日(金)~31日(土) 於:ひめぎんホール(県民文化会館) この度、第43回全日本仏教徒会議が愛媛県松山市ひめぎんホール(県民文化会館)を会場として開催されます。全日本仏教会徒会議は昭和29年に和歌山県高野山で第1回が開催されて以来、全国各地にて開催され、今回は愛媛県仏教会と本会が主催にて開催いたします。 30日は加藤精一会長の基調講演、各パネリストによる「巡礼サミット」、31日は天童荒太氏、片岡鶴太郎氏による記念講演及び記念式典が催される他、お砂踏み・数珠作り・坐禅体験といったイベントが両日ともに開催されます。 本ページより参加申込み書のダウンロードも可能です。 全国各地の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 内藤卓洲 愛媛大会実行委員長よりご挨拶 大会スケジュール 1日目 10月30日(金) 会場 ひめぎんホール(県民文化会館) サブホール 13:00 開会式(法要・大会挨拶・祝辞・日程説明等) 14:00 基調講演 全日本仏教会会長 真言宗豊山派管長 加藤 精一 猊下 15:20 巡礼サミット パネリスト プロ卓球選手 四元 奈生美 氏 聖カタリナ大学学長 ホビノ・サンミゲル 氏 四国八十八ヶ所霊場会会長 吉川 俊宏 師 コーディネーター 愛媛大学教授 寺内 浩 氏 ※同時刻に全日本仏教会代議員会議を併催 18:30 交流懇親会(会場 松山全日空ホテル) 【基調講演・巡礼サミット】 今回の大会テーマは『巡礼』。基調講演では弘法大師研究を長く続け、大正大学名誉教授である加藤精一会長が講演。 巡礼サミットでは、四国八十八ヶ所霊場会会長の吉川俊宏師、今年4月に愛媛大学に開設された四国遍路・世界の巡礼センター長の寺内浩氏といったスペシャリストに加え、キリスト教サンティアゴ巡礼等の世界の巡礼と国内巡礼について聖カタリナ大学学長のホビノ・サンミゲル氏から、お遍路経験のあるプロ卓球選手の四元奈生美氏といった多彩な方々を加えてパネルディスカッションが行われます。 スペイン巡礼やお遍路などの体験談を交えながら、その変遷と意義について話し合います。巡礼を体験した人の気づきについて、参加者の方々と一緒に考えます。 パネリスト・コーディネーターのご紹介 2日目 10月31日(土) 会場 ひめぎんホール(県民文化会館) メインホール 9:45 座 談 会 天童 荒太 氏「悼む人」よりー巡礼ー 10:45 記念講演 片岡 鶴太郎 氏「流れのままに」 11:50 記念式典(大会宣言、閉会式等) 【記念講演】 『悼む人』の著者で直木賞作家の天童荒太氏による講演が座談形式で行なわれます。『ボクは坊さん。』の著者・白川密成師も参加することになりました。記念講演は、俳優・画家の片岡鶴太郎氏です。奥さまは松山市の出身で、画家となって最初に画いたのは、ツバキの花(松山市の花)であったそうです。 【各講師のプロフィールについて】 公益財団法人全日本仏教会会長 加藤 精一 猊下 昭和11年6月27日生まれ 真言宗豊山派第32世管長 総本山長谷寺第86世化主 平成 7年 密教学芸賞 平成12年 真言宗豊山派総合研究院院長 平成17年 大正大学名誉教授 平成23年 密教教化賞 直木賞作家 天童 荒太 氏 愛媛県出身。 『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞し、昨年TBS系でドラマ化。ベストセラー「永遠の仔」はよみうりテレビにて連続ドラマ化。 2009年には「悼む人」で第140回直木賞を受賞。 悼む人は2012年に舞台化、2015年には映画化され全国にて上映。 俳優・画家 片岡 鶴太郎 氏 幅広いキャラクターを演じる役者として、ドラマ・映画・演劇など様々なメディアで大活躍中。 映画「異人たちとの夏」では第12回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。 1995年に「とんぼのように」の初個展を開催。2015年には書の芥川賞と言われる「第十回手島右卿賞」を受賞。 写真提供 近代映画社 2日間共通イベント 腰塚 勝也師 <仏画展> 体験プログラム 四国八十八ヶ所お砂踏み 数珠作り 坐禅 会場アクセスについて ひめぎんホールへのアクセス詳細はこちら 愛媛県松山市道後町2-5-1 TEL 089-923-5111 松山全日空ホテルへのアクセスはこちら 〒790-0001 愛媛県松山市一番町3丁目2−1 TEL 089-933-5511 参加お申し込み・お問い合わせ先について 記念イベントに参加お申し込みの方 申込み用紙ダウンロードはこちら ※ 仏教関係者および一般の方、どなたでも参加できます。 ※ 申込み後に、チケットがお手元に郵送されます。 ※ 申込み用紙に締切が8月31日と明記されておりますが、10月中旬まで申込みを延長いたしました。 懇親会および県外から参加なされる仏教関係者の方 ※懇親会に出席なされる方、宿泊をご希望の方は、こちらの用紙でお申込みください。 愛媛県内の仏教関係者さまはこちら 県外の仏教関係者さまはこちら ※ご不明の点は、下記もしくは近隣のご寺院へお問い合わせ下さい 全日本仏教徒会議愛媛大会実行委員会 事務取扱 TEL 089-911-1755 ※当日は、協賛企業各社によるブース出展も行われます。ブース出展に関するお問い合わせも上記へお願いいたします。 愛媛大会チラシダウンロード
- 第42回 全日本仏教徒会議 和歌山・高野山大会開催のお知らせ
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2013年5月27日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
■開催名称■ 第42回全日本仏教徒会議 和歌山・高野山大会 ■開催日■ 平成25年10月16日(水)~17日(木) ■会場■ 高野山大学 黎明館 〒648-0280 和歌山県伊都郡高野町高野山385 ※その他、総本山金剛峯寺/大師教会本部ほか 高野山内一帯各所で催されます ■参加費■ 3,000円(詳細は下記実行委員会へお問い合わせください) ■主な内容■ ○各宗派による法会・法話等 ○和歌山県下寺院によるブース展示 ○墨蹟展・法具展示等 ○協賛企業ブースによる物品販売等 ○写経体験/瞑想体験/森林セラピー等 ○シンポジウム「宗教と環境~自然との共生~」 ○記念式典 ※上記内容は変更になる場合がございます ■主催■ 和歌山仏教会・高野山真言宗・公益財団法人全日本仏教会 ■お問い合せ先■ 全日本仏教徒会議 実行委員会 〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町大字高野山132番地 総本山金剛峯寺 総長公室内 Tel:0736-56-2011 (代) Fax:0736-56-5450 ※本大会への参加方法やご不明な点などございましたら、本実行委員会まで お問い合せいただきますようお願いいたします。
- 第41回全日本仏教徒会議栃木大会 瀬戸内寂聴師による特別講演中止のお知らせ
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2010年11月8日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
第41回全日本仏教徒会議栃木大会 瀬戸内寂聴師による特別講演中止のお知らせ 第41回全日本仏教徒会議栃木大会において、11月10日に開催が予定されておりました瀬戸内寂聴師の特別講演は、ご本人の体調不良により中止となりました。 尚、11月9日に開催されるシンポジウム及び11月10日の船村徹氏による記念講演は予定通り開催されます。 ■お問い合せ■ 第41回全日本仏教徒会議栃木大会事務局 TEL&FAX:028-635-7676
- 第41回 全日本仏教徒会議 栃木大会開催 11月9日・10日
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2010年9月1日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
第41回 全日本仏教徒会議 栃木大会開催要項 大会テーマ 慈悲の心「社会参加仏教」 開催期日 平成22年11月9日(火)~10日(水) 主 催 財団法人 全日本仏教会 栃木県仏教会 大会日程 第1日目 日 時 11月9日(火) 12時受付開始 会 場 宇都宮グランドホテル 開会式 12:30~ シンポジウム 13:25~17:15 「社会参加仏教の課題と展望」=エンゲージド ブッディズム コメンテーター 山折哲雄(宗教学者) パネラー 金子 昭(天理大学教授) パネラー ランジャナ・ムコパディヤーナ(デリー大学教授) コーディネータ 山口幸照(高野山大学准教授) 質疑応答あり ※ シンポジウム「社会参加仏教の課題と展望」には、どなたでもご 参加が可能です。是非ご参加下さい。(参加費 2,000円) 加盟団体代表者会議 15:25~ 交流懇親会 17:45~ 第2日目 日 時 11月10日(水) 9時15分受付開始 会 場 宇都宮市文化会館大ホール 記念式典 9:45~ 法要・日光山輪王寺「延年の舞」 特別講演 10:45~ 講師 瀬戸内寂聴「忘己利他」 ※瀬戸内寂聴師による特別講演は ご本人の体調不調により中止となりました。 記念講演 11:30~ 講師 船村 徹「我が演歌的人生考」 大会宣言・大会旗返還 12:40~ オプショナルツアー「世界遺産・日光輪王寺」 (9月30日までに下記事務局にお申し込み下さい) お問い合わせ 第41回全日本仏教徒会議栃木大会事務局 電話 028-635-3551 FAX 028-635-3553 他、詳細は開催要項をご覧下さい。 開催要項ダウンロードはこちらから
- 財団創立五十周年記念事業 三事業の日程及び詳細決定
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2007年8月23日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
「財団創立五十周年記念式典」 「第40回 全日本仏教徒会議神奈川大会」 「第24回WFB世界仏教徒会議日本大会」 上記の財団創立五十周年記念三事業の日程及び詳細が 決定致しました。 ダライ・ラマ氏の来日及び講演、奈良康明氏の講演等予定されております。 詳しくは下記五十周年記念ページをご覧下さいませ。 /50th/schedule.html
- 財団創立50周年記念大会
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2007年8月23日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
2007(平成19)年8月23日、全日本仏教会は財団創立50周年記念式典を東京都港区の大本山増上寺で執り行いました。 記念式典には各界からの来賓を含めて700余名の方々にご参集賜りました。 また、記念事業の一環として11月19日・20日と「第40回全日本仏教徒会議神奈川大会」が開催、2008(平成20)年11月14日から17日には「第24回世界仏教徒会議日本大会」が開催されました。 全日本仏教徒会議神奈川大会には2日間で延べ6000人もの仏教徒が、また世界仏教徒会議日本大会には国内外より2000人弱の仏教徒の方々の参加を頂きました。 財団創立50周年記念誌「全日本仏教会の歩みと展望」
- 第38回 全日本仏教徒会議 新潟大会
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2001年10月10日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
2001年10月10日(水) 長岡グランドホテル 2001年10月11日(木) 長岡市立劇場 第38回全日本仏教徒会議・新潟大会が平成13年10月10日(水)、11日(木)の両日、「わたしのいのち あなたのいのち 尊いいのち MyLife,YourLife,PreciousLife」を大会スローガンとして新潟県長岡市で開催された。 長岡グランドホテルでの分科会 10日は、長岡グランドホテルで、3分科会が開催された。第1分科会「いのち」では、真言宗豊山派僧侶で医師の田中雅博師が、実践的立場から生命倫 理と仏教の問題を講演。第2分科会「教育」では、文部科学省教科調査官の押谷由夫氏が、「自己の生命を見つめ、感謝する心と大志をはぐくむ子どもを育てよ う」をテーマに講演。現代における道徳教育の重要性を強調した。第3分科会「環境」では、真宗大谷派僧侶で医師の北澤幹男師が、開業医の立場から環境問題 を人の心と関連させて講演した。 各分科会とも多くの参加者からテーマについて活発に意見が出され、大会テーマの「いのち」について様々な角度から考察が深められた。終了後、同所で懇親会が開催され、内外からの来賓が挨拶を行い盛会であった。 田中雅博師 押谷由夫氏 北澤幹男師 11日は、午前中長岡市内の視察・観光が行われ、一部の参加者は長岡西病院にあるビハーラ病棟を見学し、ビハーラ僧の谷山洋三師らから運営状況などの説明を受け、仏堂や談話室などを見学した。 長岡西病院ビハーラ病棟見学 午後1時から、長岡市立劇場で記念式典が開会。 長岡市立劇場での記念式典 石上智康本会理事長から、中村啓識大会会長(新潟県仏教会会長・本会副会長)へ大会旗が渡され、続いて大谷暢顯本会会長を導師に、記念法要が荘重に 勤められた。法要の最後に導師より「心の平和」「世界の平和」「いのちの尊さ」を人々に伝えることを仏陀に誓う表白文が読み上げられた。 大会旗を新潟県へ 中村啓識大会長 続いて、大会テーマ「いのち」を音楽と映像により表現する朗読「葉っぱのフレディ」、地元の悠久太鼓による「響けいのちの大地」が上演され、参加者 に大きな感動を与えていた。次に、大会総裁の大谷暢顯本会会長の挨拶、石上智康本会理事長による宣言(日本仏教者からの平和への願い)、中村啓識大会会長 の挨拶、平山征夫新潟県知事(代読)、森民夫長岡市長の来賓祝辞と続いた。また内外からの多くの来賓が、満場の拍手のもと紹介された。 大谷暢顯会長 石上智康理事長 森民夫長岡市長 次に堀井博長岡市檀信徒会会長が、み仏の慈悲の心をひろめ人類の幸せと世界平和に努力することを趣旨とする決意宣言を読み上げた。休憩をはさみ、豊 原大成師(浄土真宗本願寺派宗会議員、全日本仏教会元常務理事)が「いのちの灯」をテーマに記念講演を行った。師は、「いのちを良く生きること」その大切 さを、自身の様々な体験の中から、身近な例を挙げてわかりやすく講演し、聴衆は熱心に耳を傾けていた。最後に大会実行委員長の春日浩三師(長岡市仏教会会 長)が閉会の辞を述べ、2日間に亘る大会は幕を閉じた。 堀井博檀信徒会会長 豊原大成師 春日浩三師 また、大会の一環として、10月9日(火)~11日(木)長岡市厚生会館小ホールで名僧墨跡展が開催され、加盟団体より広く寄せられた揮毫に来場者 は見入っていた。また、10月10日(水)~14日(日)長岡商工会議所美術ホールで、本大会協賛「良寛さんと信仰の書」展が開催され盛況であった。 名僧墨跡展
- 財団創立40周年記念シンポジウム 「仏教とボランティア活動について」
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1997年10月16日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
1997年10月16日(木) 兵庫県立文化体育館(神戸市長田区) 財団創立40周年記念大会の行われた10月16日当日、午後2時20分より、兵庫県立文化体育館の1階小ホールで、「仏教とボランティア活動につい て」をテーマに記念シンポジウムが行われた。会場には、加盟団体関係者のほか一般のボランティア関係者など各方面から多くの人々が訪れた。 司会に、曹洞宗国際ボランティア会専務理事の有馬実成師を、また、パネリストには、高橋卓志(臨済宗妙心寺派神宮寺住職)、奥田正叡(日蓮宗常照寺 副住職)、上田紀行(東京工業大学助教授)、神田祐(カトリック鷹取教会主任神父)の各師をお願いした。各パネリストからは、実際の救援活動の経験談と 様々な問題点、仏教ボランティアの教理的な位置づけなどが提議された。それに対して、聴衆の一般参加者からも多くの建設的意見が出され、今後の仏教者とし ての課題が多く浮き彫りにされた。 兵庫県立文化体育館の一階小ホールで開催されたシンポジウム
- 財団創立40周年記念大会 並びに 第37回 全日本仏教徒会議 開催
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1997年10月16日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
1997年10月16日(木) 兵庫県立文化体育館(神戸市長田区) 全日本仏教会の財団創立40周年記念大会並びに第37回全日本仏教徒会議が、10月16日、兵庫県立文化体育館(神戸市長田区)で開催された。この体育館が会場に選ばれたのは、長田区が震災の中心地で、被害が最も大きい地域だったためである。 快晴に恵まれたこの日、正午の受付開始を待たずに、市内の各仮設住宅から被災者の人たちが続々と集まり始めた。今回は、特に仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者を元気付けるため、ボランティア関係者の協力を得て、大型バスでの送迎が行われた。 阪神・淡路大震災物故者追悼法要 会場の兵庫県立文化体育館をうめた多数の参加者 午後1時、約1,500人の参加者を前に、白幡憲佑理事長(当時)が開会挨拶、仏教徒会議の大会旗返還につづいて、高井隆秀会長(当時)を御導師 に、阪神・淡路大震災物故者追悼法要が、厳粛に営まれた。智山雅楽会による楽の音が、会場に響き渡り、壇上をうめ尽くした各宗派の袈裟・衣を身にまとった 随喜出仕者が、読経を始めると、さしもの広い体育館も、荘重な雰囲気に包まれた。 埼玉県佛教会江連会長よりの大会旗返還 記念法話をされる成田有恒浄土宗宗務総長 追悼法要に続き、成田有恒浄土宗宗務総長が「供養の力」というテーマで法話。供養の持つ意味とその大切さを話された。休憩時間をはさんでの清興は、 初めに柳屋とし松師匠が独楽や傘を用いた伝統芸を披露し、続いて三遊亭小円歌師匠が、継承者の少ない女流三味線漫談で会場を大いに湧かせた。続いて、落語 協会会長の三遊亭圓歌師匠は、会場を爆笑の渦に巻き込む大熱演で、仮設住宅からの参加者も、その笑いの中に元気の源を得たようだった。 厳粛に営まれた法要 最後に、神戸市仏教連合会の衣笠諦道会長が閉会の辞を述べて記念大会は閉幕となった。また、入り口近くのロビーでは、大会の間、被災者の手作り品の展示即売コーナーが設けられ、多くの人でにぎわっていた。 柳家とし松師匠 三遊亭小円歌師匠 三遊亭圓歌師匠
- 財団創立40周年記念事業 協賛 下関から「ふぐ鍋」三千食出張提供
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1997年10月15日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
1997年10月15日(水) 須磨寺(真言宗須磨寺派大本山) 神戸市長田区の御菅(御蔵・菅原)地区は震災で特に被害の大きかった所で、現在も仮設住宅が多く残り、完全復興までには様々な障害がある。10月 15日、御蔵通り5丁目の共生共創センター「もやい」を会場に、下関唐戸魚市場株式会社(松村久専務理事)協賛のもと、本財団創立40周年記念事業の一環 として「ふぐ鍋」三千食分の出張提供がおこなわれた。 前日、下関で仕込みを済ませたふぐを満載したトラックは、5人の有志の手によって早朝の神戸に到着。多くの仮設ボランティアの皆さんの協力を得て準 備は順調に進み、12時から提供が始まった。近隣を中心に手に鍋などの容器を手にした多くの人々が集まり、用意した三千食のふぐは瞬く間になくなった。 また、身体の不自由なお年寄りなど、会場へ赴けない人のもとへは、ボランティアの手によって二百食余りのふぐが届けられた。 「まだまだ、物心両面の支援は必要です。こうした神戸での出来事に、日本の皆さんが少しでも共感を持ち、自分の課題として捉えていただければと思います。」ボランティアの1人がこう話してくださった。 大鍋で早朝から準備が行われた 開始の12時には多くの人が列を作った