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浄土宗 浄土宗総合研究所 超高齢化社会における寺院の役割-介護者に寄り添う

本会の加盟団体である浄土宗の浄土宗総合研究所では、公開シンポジウム「超高齢化社会における寺院の役割-介護者に寄り添う」を開催いたします。

わが国は2007年に65歳以上の人口が二割を越え、超高齢社会となりました。浄土宗総合研究所「現代における老いと仏教」研究班では、超高齢社会の諸問題について研究を進めるうちに、在宅介護における介護者(ケアラー)に関する問題の根深さに気づかされました。介護者は近親者や地域から孤立し、心の不調を抱え、家庭内暴力や時には命が失われるなどの深刻な事態を引き起こすこともあります。

この問題に対して現在注目されているのが、介護者同士が悩みを語り合う場であるケアラーズカフェです。本研究班では、東京都内の浄土宗寺院において開催されているケアラーズカフェの実地調査を行いました。その結果、親身に悩みを聞いてくれる僧侶・寺族、芳香の漂う心やすらぐ空間、そして何よりすべてを受け入れてくれる仏さまがおられる寺院という場は、介護者のストレスを軽減するのに適していることが分かってきました。

法然上人のお手紙の中には「あなたからのお手紙の内容をつぶさにうけとめました」という書き出しを持つものがあります。上人はお念仏の教えを説くばかりではなく、まずは相手の方のお話に深く耳を傾け、悩みを聞き、その気持ちに寄り添われておりました。私たち一人ひとりも、この超高齢社会に身をおく者として、法然上人のように、相手の悩みや立場を察し、その気持ちと共にあろうとする姿勢が何より大切でありましょう。

本シンポジウムでは、介護に関わる有識者や実践家を交えてディスカッションを行い、上記のケアラーズカフェのような新しい取り組みをふまえて、超高齢社会における寺院の可能性を提案し、未来に光を当てていきたいと思います。


日時  2018(平成30)年2月19日(月)13時~17時
会場  大本山増上寺光摂殿講堂(東京都港区芝公園4-7-35)
内容  基調講演・コメンテーター
 ●岡村毅(東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と介護予防研究チーム研究員)
 パネリスト
 ●牧野史子(NPO法人 介護サポートネットワークセンター・アラジン理事)
 ●野田真智子(介護雑誌『Better Care』編集長)
 ●卜部敦史(映画『まなざし』監督/介護福祉士)
 ●下村達郎(香念寺住職/ケアラーズカフェ主宰)
 コーディネーター
 ●東海林良昌(浄土宗総合研究所研究員)
入場料  無料
 (申込締切2018年2月9日まで 詳細は浄土宗総合研究所webサイトをご覧ください
お問合せ  浄土宗総合研究所 03-5472-6571
 http://jsri.jodo.or.jp/seminar/2017/12/29_1.html

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