寺院のための災害ガイドブック
東日本大震災では、東北地方を中心に多くの寺院が、地域の被災者を受け入れる避難所となり、寺院が長い歴史の中で説き続けてきた「いのち」と「人と人が助け合うこと」の大切さを人々に示す場所となりました。
同時に、災害と向かい合った方々の貴重な意見が、全国の寺院へ届いていないという現状もあります。
そんな中、BNN(仏教NGOネットワーク)では、「備災(災害に備える)」をテーマに、東日本大震災で被災した、また避難所となった寺院からの意見をまとめた、「寺院備災ガイドブック」を作成しました。寺院固有の備えるべき災害対策を中心に、「今、寺院が寺院に伝えたい」情報をイラストとともに紹介した一冊になっています。
内容は、「備えておけばよかったもの」「苦労したこと」など、寺院目線での備えを具体的に紹介し、避難所を開設することを想定したマニュアルや、風水害・火山噴火・原発事故などへの備災知識、怪我への対処法として緊急医療処置法も掲載しております。さらに、そのまま使用できる避難者名簿や備品チェックリストも掲載されております。
「起こるかもしれない」「まだしていない」寺院の災害の備えとして、本ガイドブックをご活用いただければ幸いです。
発 行:BNN(仏教NGO ネットワーク)
協 力:(公財)全日本仏教会 (公財)仏教伝道協会 (公社)全日本仏教婦人連盟
頒 価:500円/1冊(送料込)
体 裁:A4版カラー60ページ
申込先:BNN ホームページ(http://www.bnn.ne.jp)よりお申込ください
※本ガイドブックは、加盟団体へ贈呈しております
※本ガイドブックを活用した研修セミナーも企画しております
※詳細はBNN(office@bnn.ne.jp)までお問い合わせください