仏教徒の歌「ああこのよろこび」

仏教各宗派共通で親しみが持て、さまざまな集いの場で歌える歌を作成することが昭和29年12月21日の全日本仏教会の常務理事会で決められました。作詞は芸術院会員で、仏門出身の土岐善磨氏（当時日比谷図書館館長）に依頼。作曲は、仏教音楽関係者十数氏競作のもと、平井康三郎氏のものが採用されました。昭和30年2月15日の涅槃会の日に、丸の内・朝日生命ホール（当時）で各宗派・団体、宗門学校関係者500名参集の下、発表会が開かれ、NHKから全国放送されました。

また同年、ポリドールレコードより、同混声合唱団・オーケストラ吹き込みによるSPレコードが一枚200円で全国発売されました。Ｂ面には土岐善静氏作詞、作曲越天楽より、独唱 岩崎成章氏、ピアノ伴奏 藤島義勝氏による「法の深山」が収録されました。

全日本仏教会に保管されている制定当時のSPレコード→

さぁ、聴いて一緒に歌いましょう！

このSPレコードの音をお聴きいただけます。（一部お聴き苦しい個所がございますがご了承ください。）また、「ああこのよろこび」の楽譜をPDFでご用意いたしました。ダウンロードの上、ご利用ください。（ファイルの無断転載、再配布を禁じます。）

※音声を再生するには、下のいずれかのプラグイン（無償）が必要になります。

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