新義真言宗の特色

根來寺は、和歌山県北部に位置し(大坂市内から約60分・関西空港から約30分・神戸市内から約90分・京都市内から約95分)葛城連峰の端にあります。およそ36万坪の境内は四季の変化に富み、桜・新緑・紅葉の季節は格別の趣があります。中世の佇まいを遺す境内は平成19年に国指定史跡になりました。

根來寺の大毘廬遮那法界体性塔(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう) 通称・大塔は国宝に指定されています。木造の大塔で日本で唯一、国宝指定の大塔内に入ってお参りができます。また、大伝法堂（三尊像）・大師堂も重要文化財に指定されています。
　
不動堂は「三国一のきりもみ不動」で有名な不動尊です。興教大師覚鑁が難に遭われた時に身代わりとなって守られたので、この名があります。その為、交通安全・厄除祈願の身代わり不動さんとして有名です。 この不動堂は平面は正八角形で、外廻り柱は八角柱、内廻り柱は円柱、外陣は畳敷、内陣は床を一段高く構え板敷になっています。県下に遺存例の少ない八角堂として重要な建造物です。

根來寺の主な行事

1月1日～5日 初詣
1月28日　初会式(大般若転読）・秘仏ご開帳
2月 3日　節分会（星まつり）
3月お彼岸最終日　春彼岸会法要
4月 8日 　仏生会(甘茶お接待）
6月17日　両祖大師降誕会
8月第一日曜日　 大施餓鬼会
8月12日　盆会　水施餓鬼供養
8月24日　地蔵盆法要 水子堂
8月28日　夏会式(大般若転読)・秘仏ご開帳
9月お彼岸最終日　秋彼岸会法要
10月30日　先徳忌
11月第4土曜日 かくばん祭り
12月11日・12日　報恩講

年によって変更の場合もございます。詳しくはお問合せください。

ご挨拶

根來寺は、高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山。

興教大師の御廟(お墓)を守り続けております。開山以来、約900年の伝統を誇り、山内には日本最大の木造の『大毘廬遮那法界体性塔』(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)通称「大塔」のほか、大伝法堂には重要文化財の本尊大日如来(だいにちにょらい）・金剛薩埵(こんごうさった)・尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)の三体が奉安されています。

和歌山県北部に位置し(大坂市内から約60分・関西空港から約30分・神戸市内から約90分・京都市内から約95分)葛城連峰の端に、およそ36万坪の境内を有し、史蹟・根來寺境内は中世のたたずまいを残し四季折々、桜・新緑・紅葉が変化に富み多くの参拝者の目を楽しませてくれます。

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