真宗木辺派(しんしゅうきべは)

真宗木辺派(しんしゅうきべは)

沿革

真宗木辺派の本山、錦織寺は、858(天安2)年、第3代天台座主・円仁の指示により、近江国木辺の地に御堂(天安堂)が建てられ、伝教大師最澄が刻んだという毘沙門天立像が安置されたことに起源をもちます。
1235(嘉禎元)年、親鸞聖人が関東から京都に帰る途中、天安堂に逗留され、常陸国霞が浦で感得した阿弥陀如来座像を安置して、真宗念仏の教えを説かれたとされており、この時から、湖東地方における真宗の拠点となっています。
現在の建物は、1694(元禄7)年の火災後の再建になり、このうち大広間は東山院御所「御盃之間」を移築したもので、襖絵は狩野永寂の筆。また、庭園には元禄の再建以前の石組が残ります。
御影堂の本尊には、主著「教行信証」を完成された親鸞聖人の歓びの様子を描いた「満足の御影」とよばれる絵像が安置されています。

基本情報

宗派名 真宗木辺派(しんしゅうきべは)
本山 本山 錦織寺(ほんざん きんしょくじ)
別称(正式名称) 遍照山 天神護法院 錦織寺(へんじょうざん てんじんごほういん きんしょくじ)
問い合わせ先 〒520-2431 滋賀県野州市木部826
TEL 077-589-2648
http://www.kinshokuji.or.jp/
参拝案内 9:00~17:00
駐車場 あり
代表 真宗木辺派宗務所
問い合わせ先 TEL 077-589-2648
FAX 077-589-5675

アクセス

●車でお越しの場合
栗東・竜王インターより約25分
びわこ大橋より約20分

●電車でお越しの場合
JR琵琶湖線 野洲駅からタクシーで15分