浄土宗 浄土宗総合研究所公開講座「仏教の智慧を開く -浄土宗大本山増上寺所蔵宋版大蔵経デジタルアーカイブ化-」-総合研究プロジェクト-
2019年3月11日
イベント情報 東京都
本会の加盟団体である浄土宗の総合研究所では、公開講座として「仏教の智慧を開く -浄土宗大本山増上寺所蔵宋版大蔵経デジタルアーカイブ化-」-総合研究プロジェクト-を大本山増上寺 光摂殿 講堂を会場に開催いたします。
日時 | 2019年3月18日(月)〈開場〉12時30分〈開始〉13時00分~16時30分 |
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会場 | 大本山増上寺 光摂殿 講堂 (〒105-0011東京都港区4-7-35) |
テーマ | 「仏教の智慧を開く -浄土宗大本山増上寺所蔵宋版大蔵経デジタルアーカイブ化-」 |
講師・講題 |
・下田正弘(東京大学大学院人文社会系研究科教授) 「浄土宗大本山増上寺所蔵宋版大蔵経について」 浄土宗大本山増上寺所蔵の宋版大蔵経はいわゆる「思渓版」と呼称され、南宋時代に刊行された一大仏教叢書である。本発表では①増上寺蔵思渓版大蔵経の来歴と印刷時期を概説し、②思渓版大蔵経研究上の意義、③刊本大蔵経の系譜研究上の意義、④大正蔵本の史料批判上の意義について解説したい。 ・齊藤舜健(浄土宗総合研究所主任研究員) 「IIIFに準拠した増上寺蔵宋版大蔵経デジタルアーカイブの運用」 増上寺三大蔵中の宋版(思渓版)は、デジタル時代以前にマイクロフィルムに撮影収録された。今回、インターネット上での公開を前提として、その画像を電子化し、画像を公開するための国際的な枠組みであるIIIFに則ってデジタルアーカイブ化した。実際にどのように閲覧等ができるのか紹介する。 ・永崎研宣(人文情報学研究所主席研究員) 「仏教の智慧を開く -デジタルアーカイブの実際-」 宋版大蔵経のデジタル公開が仏教研究の新たな 地平を切りひらいていくことは疑いない。このことを 通じてこれまで可能性に過ぎなかった様々な 事柄が現実化していくだろう。ここではその 一例として、SAT大蔵経データベースとの連携を 通じた大蔵経の新たな形を提示したい。 |
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