「戦後70年の年にあたって」理事長談話
2015年7月27日
声明・談話・要望書
本会は「戦後70年の年にあたって」の理事長談話を、7月27日付けで報道各社にプレスリリースを致しました。
全日本仏教会理事長談話
「戦後70年目の年にあたって」
第2次世界大戦の終戦から70年目の年を迎え、深い感慨を覚えるものであります。
日本で310万人、全世界を見れば8500万人という方々が、戦火によって、尊く、かけがえのない生命を犠牲にされました。
ここに、追悼のまことを捧げ、仏教界が戦争に協力したという過去に反省とともに真摯に向きあい、殉難されたお一人おひとりの願いを受けとめて、二度と戦争をしない、させないという思いを強く、新たにするものであります。
私ども公益財団法人全日本仏教会は、財団創立以来一貫して仏教文化を宣揚し、もって世界平和の進展に寄与してまいりましたが、戦後70年目のこの年にあたり、改めて加盟団体とも仏陀の「和の精神」を基調として、非戦・平和の誓いを共にしていきたいと考えます。
2015(平成27)年7月27日
公益財団法人 全日本仏教会
理事長 齋 藤 明 聖
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