北朝鮮の飛翔体発射に関する理事長談話のプレスリリース
2009年4月5日
声明・談話・要望書
北朝鮮の飛翔体発射に関する理事長談話のプレスリリース
日本の伝統仏教界唯一の連合体である、財団法人全日本仏教会及び世界仏教徒連盟日本センターの機関を代表し、北朝鮮における飛翔体の発射に対する理事長談話を4月5日付けで報道各社にプレスリリースを致しました。ホームページ上でも、同内容の見解を発表致します。
本日(平成21年4月5日)、北朝鮮が飛翔体の発射を行ったことが確認されました。北朝鮮が国際社会の強い危惧と懸念、自制を求める声を無視して発射を強行したことは極めて遺憾であります。北朝鮮に対して厳重に抗議し、遺憾の意を表明いたします。私たち仏教徒は釈尊の尊い智慧と慈悲の教えにより、全ての人々に分け隔ての無い信頼と敬いの心により、「平和・安全・幸福」を享受出来る世界の実現を願っています。
事態収拾の為に、武力や暴力的な手段を用いず、平和的な対話の積み重ねによる、人道的な解決の方途を探られるよう念願致します。
平成21年4月5日
財団法人 全日本仏教会
理事長 豊 原 大 成