「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する全日本仏教会の取り組み」のWFBへの報告
国際交流
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が世界的規模となり、一刻を争う事態となっております。本会は、WFB: The World Fellowship of Buddhists(世界仏教徒連盟)に加盟する国内唯一の日本センターとして、世界の仏教徒と情報を共有し感染拡大防止に努めています。
以下は、WFBに報告した本会の活動報告の和訳です。
今後も、各国の仏教連盟と連携を取りながら、不安を感じている寺院や檀信徒に寄り添い続けてまいります。
(和訳ここから)
The Present Situation & Activities of
Japan Buddhist Federation for Covid-19
【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する全日本仏教会の取り組み】
◆新型コロナウイルス感染症蔓延防止のため、2月28日より本会職員の勤務形態を在宅勤務へ切り替えました。また、日本国政府による緊急事態宣言の発令を受け、4月7日より緊急事態宣言の解除まで、本会事務所を閉鎖することにいたしました。
◆「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する葬儀・法要等についてのお願い」を本会webサイトに掲載し、加盟団体へ発信いたしました。
◆本件に関して、本会加盟団体と常に情報を共有しており、すでに本山(本部)の宗務所(事務所)は閉鎖、若しくは職員の勤務体制の変更を実施し、複数の有名な寺院においても、参拝自粛及び中止のお願いがされています。
◆関係団体有志より多数のサージカルマスクが寄託され、子ども達の支援団体(こども食堂など)へ寄付いたしました。
◆宗教活動自粛の影響を受けた寺院運営の現状を把握するため、僧侶(住職)向け並びに一般檀信徒向けのアンケートを本会webサイトに掲載し、調査を実施しています。
◆宗教活動自粛の影響により、経済的に宗教法人の運営が困難になる状況が見込まれ、関係省庁及び政府に対し経済的支援を要請しています。