パキスタン地震救援活動
2005年10月18日
救援活動
2005年10月8日に発生した、パキスタン北東部カシミール地方・インド国境近くで発生した地震に関しての救援活動のご報告です。
2005年10月18日
今回の災害に対して「救援基金」より、10月18日にパキスタン大使館、仏教NGOネットワーク(BNN)へ、各100万円を寄託いたしました。
シャンティ国際ボランティア会(SVA)よりの活動報告
2005年11月1日
10月8日パキスタン北東部で発生した地震は、現在死者5万4000人、負傷者7万6000人、住居喪失者300万人といわれている。(※データは当時)
SVAでは、地震発生からの3日後の10月11日、アフガニスタン事務所から2名、日本から14日に関尚士氏(SVA緊急対策室長)ら2名が現地入りし、調査を開始。
被害の中心は、震源地の山岳地帯で、現在も道が寸断され、重機や物資がまったく届いていない地域が多いという。支援活動としては、10月24・25日の両 日、震源地にほど近いシンキャリ地区マンセラの学校を拠点に、緊急物資「ホームキット」(鍋・コップ・油・米・毛布など)を201世帯に配付。物資配付に 先立ち、必要としている人に確実に届くようチケットを事前に配付した。また、現地の多くの学生たちが支援に協力した。
スマトラ沖地震と比べると、世界的にみても報道や募金が極端に少なく、国連の復興支援活動資金目標額、5億5千万ドルに対し、確実な入金は1億1千万ドル、20%相当しか集まっていない。
SVA東京事務所
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