お知らせ一覧詳細

財団創立40周年記念シンポジウム 「仏教とボランティア活動について」

1997年10月16日

過去に開催した大会・会議・記念事業の報告 

1997年10月16日(木) 兵庫県立文化体育館(神戸市長田区)

財団創立40周年記念大会の行われた10月16日当日、午後2時20分より、兵庫県立文化体育館の1階小ホールで、「仏教とボランティア活動につい て」をテーマに記念シンポジウムが行われた。会場には、加盟団体関係者のほか一般のボランティア関係者など各方面から多くの人々が訪れた。

司会に、曹洞宗国際ボランティア会専務理事の有馬実成師を、また、パネリストには、高橋卓志(臨済宗妙心寺派神宮寺住職)、奥田正叡(日蓮宗常照寺 副住職)、上田紀行(東京工業大学助教授)、神田祐(カトリック鷹取教会主任神父)の各師をお願いした。各パネリストからは、実際の救援活動の経験談と 様々な問題点、仏教ボランティアの教理的な位置づけなどが提議された。それに対して、聴衆の一般参加者からも多くの建設的意見が出され、今後の仏教者とし ての課題が多く浮き彫りにされた。

兵庫県立文化体育館の一階小ホールで開催されたシンポジウム

兵庫県立文化体育館の一階小ホールで開催されたシンポジウム