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東北サンガに対し、WFBより義援金が手交

2021年6月16日

救援活動 

令和3年4月19日、WFB(世界仏教徒連盟)パン・ワナメッティ会長より、東日本大震災の被災者を支援するボランティア団体・東北サンガへ、本会を通して義援金が寄託されました。

この義援金は、WFBの事務局次長であり、東北サンガの代表でもある東海林良昌師から、宮城県釜石市寒風沢島地区への公的支援が十分ではないとの報告を受けたパン・ワテメッティ会長が、WFB人道基金から約16,000米ドルを拠出したものです。

添えられたWFBのパロップ・タイアリー事務総長からの手紙には「この人道的支援が彼らの苦難を軽減し、冷静さと勇気を持って状況に立ち向かうための精神的支えとなることを願っています」とあり、コロナ禍の直接会うことが難しい状況においても、仏教徒の世界的な連帯は健在であることを強く意識させてくれるものでした。


日本語訳(PDF)

これを受けて令和3年6月3日、本会は東海林師へこの義援金を手交しました。

左:東海林良昌師(WFB事務局次長・東北サンガ代表)
右:戸松義晴(本会理事長)

東日本大震災から10年以上の月日が経過した今も、被災地の復興は道半ばです。本会においても救援基金を常時開設しています。いただいた義援金は、現地の被害状況に鑑み、関係機関に寄託いたします。つきましては皆さまの温かいご支援の程、ご協力をお願い申し上げます。


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