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第6回花まつりデザイン大賞発表!

2022年12月1日

広報活動 

 「第6回花まつりデザイン募集」にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
 コロナ禍の影響が続く中、来年に向けた第6回目の本コンテストでは、「もっとみなさんにお釈迦さまの誕生日を知ってもらいたい!」「みなさんと一緒にお釈迦さまの誕生日をお祝いしたい!」「来年は盛大に!」との思いを募らせていました。今回は全国の5歳から66歳という幅広い年齢層の方々から132点の応募をいただき、去る10月26日に審査会を開催し、応募いただいた作品の中から来年の新しいポスター・絵はがきデザインとして、ポスター大賞2作品(ポスター大賞、ポスター大賞[満12歳以下])、絵はがき大賞2作品を選定いたしました。
 2023年に頒布するポスターと絵はがきとして使用し、全国の寺院や地域のイベントの告知にとどまらず、一般の方々にも日頃の挨拶や感謝を伝えるためのツールとしてお使いいただければと思います。
 今後も、お釈迦さまの誕生日を祝う「花まつり」を一人でも多くの方に知っていただき、皆さまと共に盛大にお祝いしたいと考えております。

各大賞受賞作品
【ポスター大賞作品】

タイトル:「愉しげな花まつり」

作者:鈴木 里奈(すずき りな)さん

作品に込めた思い(コンセプト):
作品は、様々な色のボールペンを使って描きました。花とお釈迦様は、一つ一つ細かい線や模様で表しています。

【ポスター大賞作品(満12歳以下)】

タイトル:「万物がうたう」

作者:玉本 千奈(たまもと せんな)さん

作品に込めた思い(コンセプト):
 み仏様の見えない「光」にてらされて、万物がおどりうたっています。
すべての生きものに、幸せがそそがれる時をえがきました。

【絵はがき大賞作品】
タイトル:「花まつりへ行こう!」

作者:小西 智子(こにし ともこ)さん

作品に込めた思い(コンセプト):
 お釈迦さまのご誕生をお祝いする行事なので明るく華やかになるよう心がけました。仏旗に使われている色を雲にして配置し、後光をドット(点々)にすることで甘露の雨を表現しました。白い象さんが誕生仏に甘茶をかけているところは、子どもから大人まで、花まつりをあまり知らない方でも分かりやすく、見ていて楽しい気持ちになって頂けたら良いなあと思い、描きました。

【絵はがき大賞作品】
タイトル:「おはないっぱいにつつまれたおしゃかさま」

作者:玉本 琉月奈(たまもと るうな)さん

作品に込めた思い(コンセプト):
みほとけさまは、いつもわたくしたちを可愛がってくださいます。
わたくしたちは、みほとけさまのおはなしをよくきいてよい子になります。
わたくしたちは、おともだちみんなと仲良くあそびます。
京都幼稚園の《子ども達の3つの誓い》です。
この誓いを作品に込めました。

【特別賞】

入井顕誓    「お釈迦様 大好き」

【佳作】
北村友莉    「花々とかみさま」
小柳希代子 「Dear.」
インフィニティ アーティスト NAO 「蓮の上のお釈迦さま」
松比良恵子 「花曼荼羅とお釈迦様」
鈴木里奈    「華やかな祝福」
伊藤優奈    「花香」
柿原良子    「おめでとう!お釈迦様」
森岡由華    「天高く舞ゆる日」
佐久間恵子 「花やぐ仏像 花まつり」
鈴木理絵    「今日も幸せ!」
山崎愛咲美 「千紫万紅」
本田麻衣    「四月の花と お釈迦様」
松尾鞠茂    「ご機嫌お釈迦様」
東菜々子    「花まつり」
飯田結梨    「みんなで花まつり」
美月里佳    「花まつり」
茂木里佳子、深澤虎太朗、谷口未来、金井茉理香、保東 凛

審査員総評


青木 晴美(あおき はるみ)
 公益財団法人 仏教伝道協会 常務理事
 公益財団法人 全日本仏教会 理事
総評:
 第6回の花まつりデザインには多くの作品応募がありましたが、特に表現材料の工夫によって、これまでにないデザインの作品が見られました。また、水彩画やクレパスなどを利用された作品もその特色を生かした優しい中に力強く、見る人を和ませる力を持った作品が多かったと思います。12歳以下の作品は伸びやかなタッチが素晴らしく、驚くような表現力など、これからも絵を描き続けてほしいと思いながら、楽しく審査させていただきました。 


杉本 育美(すぎもと いくみ)
 公益社団法人 日本仏教保育協会 教材開発委員長
 欣浄寺付属 光明幼稚園 園長
 東京都私立幼稚園連合会 教育研究委員
 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 研究研修委員
総評:
 今年も花まつりデザイン審査会に携わらせていただき、ご縁に感謝申し上げます。
年々、応募数も増え、特にお子様の作品をたくさん拝見することができ、成人の部では、デジタルツールを駆使したデザインから手書きの緻密な作品まで、個性様々でした。どの作品も、心の底に流れるあたたかな思いを感じられながらも、華やかで色合い鮮やかな数々で、正に「花まつり」の喜びを表すよう。コロナ禍3年目を迎えた私たちに、多くの前向きな力を与えてくださる作品の数々だったと感じました。