令和6年能登半島地震一周忌追悼及びお見舞い文
2024年12月26日
声明・談話・要望書
令和6年1月1日16時10分に発生した「令和6年能登半島地震」は最大震度7を記録し、死者・行方不明者450名超、家屋被害29,500棟超、避難者数最大5万人と伝えられております。震災後も度重なる積雪や大雨により更なる災禍に見舞われ、1年が経過いたしましたが、まだ復旧が困難な状況にありますこと、誠に胸が締め付けられる思いであります。
ここに令和7年1月1日に一周忌を迎えるにあたり、お亡くなりになられました方々に対し、衷心より哀悼の意を表しますとともに、未だ不安と苦しみに悩まされている皆さま方に、心よりお見舞い申しあげます。
さて、年末年始の寒さ厳しい折、各宗派や各仏教会、各団体において一周忌の法要が順次に執り行われております。この法要が、ご遺族や被災者の皆さま方の深い悲しみの支えとなり、これからの復旧復興につながることを、心から念ずるものであります。
私ども全日本仏教会では、能登半島地震に対し、各所から追悼の念、復興への思いを預かっております。ともに協同して助力を尽くしてまいりたいと思います。
引き続き、皆さまの温かいお心とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
令和6年12月26日
公益財団法人 全日本仏教会
理事長 池 田 行 信