全仏からのお知らせ
現下、国内外の情勢が大きく移り変わる中で、宗教がらみの戦争や大規模テロの勃発が相次ぎ、国内では少子高齢化や核家族化が進み人心の荒廃など様々な問題が山積しております。
こうした問題に対して、各種声明・意見書・要望書を提出及び発表しております。
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加盟団体からのお知らせ
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加盟団体へのお知らせ
本会の活動を全国のご寺院・所属団体の皆様に広報するため、加盟団体で発行している各機関誌等へ本会記事『全仏だより』の掲載にご協力頂いております。
各団体より要望がございました、過去の『全仏だより』、また最新の『全仏だより』を掲載をさせて頂きます。
また、今後はホームページ上でよりタイムリーなお知らせの掲載も予定しております。
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大会・会議・記念事業開催のお知らせ
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過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
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救援活動
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国際交流
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広報活動
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声明・談話・要望書
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共催・後援・協力
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イベント情報
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- 平成27年花まつりポスター頒布開始!
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2015年1月8日 広報活動
シリーズ累計頒布枚数20万枚以上! 日本一売れている花まつりポスター頒布開始! 全日本仏教会では、「花まつり」の全国展開を推進すべく、40年以上にわたり花まつりポスターを頒布しています。 毎年4月8日を中心に、全国各地で開催される「花まつり」。4月8日はお釈迦様のお誕生日であることから、お稚児行列や灌仏(甘茶かけ)を中心に、それぞれの地域文化の特性をいかした内容で、「花まつり」を皆様と一緒にお祝いしております。皆様の花まつり告知に、是非「花まつりポスター」をご活用ください。 花まつりポスター詳細(必ずご確認ください) 申込用紙ダウンロード 大切な方へ「ありがとう」 花まつり絵はがきはこちら 大好評の花まつりポスター。 配送料・梱包料もよりわかりやすく。 皆様から頂戴したアンケートをもとに「梱包料と配送料」を見直しました。 お求めやすい価格で、皆様にお届けいたします。 ※上記ポスター画像の無断転用・転載を禁じます。 ご購入いただいた皆様から、 「より小さな掲示板に貼りたい」 「幼稚園児や稚児行列をイメージしやすいデザインが欲しい」 「やわらかいデザインを」 「店舗にも貼りたい」 等のご要望を頂戴し、より多くの方々に親しんで頂けるよう4種類のポスターをご用意いたしました。 定番の仏像をテーマにした「A:蓮と仏像」 →大切なお仏像さまが最も目立つようデザインしました。 人気のお稚児さんをテーマにした「B:お稚児」 →従来イメージを継承しつつ、春の爽やかさととびきりの笑顔を。 仏教徒になじみの深い白象をカラフルにテーマにした「C・D:白象と仏旗」 →2014年度一番人気のデザイン。サイズ半分の短冊サイズもあり、ちょっとした隙間にも貼ることができます。 皆様の花まつり告知に是非ご活用ください。 花まつりポスター詳細(必ずご確認ください) ■種類及びサイズ■ ○種類(デザインは上記をご参照ください) A:蓮と仏像 B:お稚児 C:白象と仏旗 D:白象と仏旗(短冊Ver)の計4種類 ○サイズ A・B・C:縦594㎜ 横420㎜ D:縦594㎜ 横210㎜ ※短冊とは、横幅が半分になっているものをさします。 ※平成24年春以前にお配りしていたポスターのお申込はできません。 ■代金について■ ポスター代金及び配送料・梱包料をいただいております。 ①ポスター代金 A・B・C:50円/枚 D:30円/枚 ※複数種類でのお申し込みも可能です。 ②配送費用(配送料+梱包料 1枚~200枚まで ) ◆A及びB併せて400枚を、関東圏にご配送の場合 ポスター代金20,000円+配送料・梱包料1,800円×2=23,600円 ※201枚以上の場合は、梱包を2つに分けてお送ります。 ※201枚以上の場合は、上記配送料(梱包料含む)を2梱包分頂戴いたします。 ■お申込みの流れ■ ①申込用紙をダウンロードし、必要事項を記載の上、FAX(03-3437-3260)にてお申込ください。 ※本ページ及びDM以外での申込用紙はご使用できません。 ※誤発送防止のため、FAXでのお申込にご協力ください。 ※メールでのお申込はご遠慮いただいております。 ※お申込に関するお問い合わせは、広報文化部(03-3437-9275)までお願いします。 ↓ ②お申込から1週間前後でお届けいたします。 ※発送は1月10日(土)~となります。 ※配送業者は「佐川急便」です。運送業者のご指定はできません。 ※伝票内品名に「花まつりポスター」と記入しております。 ※ポスターは段ボールに入れ、平積で折り曲げずにお送りいたします。 ※混雑状況によって、到着が遅れる場合があります。余裕をもってお申込ください。 ↓ ③後日、請求書及び払込用紙(郵便局)をお送りいたします。 ※請求書発送先は、申込用紙内「ポスター送付先住所」とさせていただきます。 ※請求書発送先を変更したい場合は、必ず申込用紙内「備考」欄にご記入ください。 ※領収書は払込用紙受領書をもってかえさせていただきます。 ■よくあるご質問■ ○請求書がポスターの梱包に入ってないのですが? →請求書は、ポスターとは別便で、後日お送りいたします。 →請求書と一緒に、払込用紙(郵便局)を同封しております。 ○領収書は送ってくれますか? →領収書は払込用紙(郵便局)受領書をもってかえさせていただきます。 ○到着日時は指定できますか? →はい。申込用紙備考欄に到着ご希望の日時をご記入ください。 →発送の混雑により、ご希望の日時に沿えない場合がございます。予めご了承ください。 申込用紙ダウンロードはこちら ■お申し込・お問い合せ■ 公益財団法人 全日本仏教会 広報文化部 加久保・西野 〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4 明照会館2階 TEL 03-3437-9275 FAX 03-3437-3260 ●お知らせ● 花まつり絵はがき無料配布中! 優しくて温かいお顔のお釈迦さまとお地蔵さまの デザインに乗せて「ありがとう」を大切な方へ 大切な方へ「ありがとう」 花まつり絵はがきはこちら
- 人間の素晴らしさを皆さんに伝えたい 仏像ガールインタビュー
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2010年9月28日 広報活動
人間の素晴らしさを皆さんに伝えたい (対談)仏像ガール®×戸松義晴 中学生で父の死を経験して仏像ガール®。 死をきっかけに自身のいのちを見つめ、現在は仏像を通して人間の素晴らしさを伝える仕事をされています。 仏像や人間に対しての思いをお話し頂きました。 (9月号より本会機関誌『全仏』表紙写真を提供していただております) ※インタビュー前半は『全仏』誌9月号に掲載しております。 『全仏』誌9月号はこちら(PDFファイル) 空気に触れる 戸松義晴(以下戸松) 様々な場所へ訪れた中で、何か苦労というか、困ったことはありますか。 仏像ガール® 苦労を感じたことは、あまりありませんね。 私は車の免許をもっていないので、交通手段がないところは歩いて向かいます。 ときには、2時間以上も歩いてむかうときもあります。 そういうのは、人から見れば大変だって思われるかもしれませんが、 歩きながら人々と挨拶したり、地域の空気に触れるのが楽しくて、苦労とは感じないですし…。 戸松 車で移動すると、目的地だけに目がいきがちですが、 歩いて回ると途中にお地蔵様があったりして。 戸松義晴(プロフィールは巻末記載) 仏像ガール®(プロフィールは巻末記載) 仏像ガール® そうそう。 戸松 地域が大事にしているものがあって、そういうものと一体となって実はお地蔵様もあったり。 仏像ガール® 本当にそうなんですよね。 こんなとこにお地蔵様がいらっしゃった!っていう発見は本当にうれしいです。 仏様に対面するだけでも、もちろんすばらしい経験ができると思うのですが、 さらにその回りにある、仏様を大切にしている人たち、仏様と一緒に住んでいる人たちが、 こんなに優しいんだって思うと、より仏様も好きになっちゃうという感じですね。 戸松 なるほど。 仏像ガール® 歩きながらいろんな仏像や人と接する内に、 ずっと「人間なんて大嫌い」と思っていた私が、 いつの間にか「人間大好き」に変わっていたんですよ。 父が亡くなる前は、つっぱっていて。いじめもあって。 戸松 人を信用できない。 仏像ガール® そうなんです。 友達なんていらない、一人で生きていけると本気で思っていました。 友情なんて薄っぺらだって感じていたんですね。 人間なんて…と思っていたのに、仏像に出会う旅をする中で、 私がすごく感動するときには、そこに必ず「人」がいるということに最近ようやく気がついたんです。 ちょっと遅いんですけどね(笑)。 仏像に「会う」 戸松 仏像をご縁として様々な方と出会い、人の思いを感じられたのですね。 仏像ガール® そうなんです。 私がいつも皆さんにお話しさせていただくときには、 仏像を「見る」とか「鑑賞する」ではなくて、仏像に「会う」という言葉を使います。 仏像を美術のように、鑑賞物として見ている人たちが多くなっている一方で、 仏像を「難しい」とか「勉強しないとわからない」と感じている人もとても多いんです。 でも、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんたちは、 きっと仏教のことをよく知っていたとか、仏像の知識がたくさんあったというわけではないんですよね。 仏様のことを信じて、ただ手を合わせていたのだと思います。 もちろん勉強したらとても楽しいし、それはすごく大切なことですが、 多くの人たちが難しいと思ったり「私は詳しくないから…」と一歩引いてしまうような 現状があるのであれば、そうじゃないよって伝えたいんです。 会いにいく。頭で考えるのではなくて、ただ人に出会うのと同じように仏様に会いにいけたら、 それだけで身近に感じられるかもしれないよって。 仏像を遠いと感じている人たちの背中を押せたらいいなって思います。 戸松 仏像に「会う」。仏像ガールさんの思いが伝わってくる言葉ですね。 今回から『全仏』誌の表紙をご依頼させていただきますが、ご自身の中でどのような思いを抱かれていますか。 仏像ガール® そうですね。 私がもっているものや誇れるものって、あまりないんです。 仏像ガールといっても、仏像の専門的な知識がたくさんあるわけでもなければ、 お坊様のように修行をしてきたわけでもありません。 私がもっているのは、仏像に会いたくて歩いてきた経験と、 仏像が大好きだっていう気持ちだけなんです。 なので、背伸びすることなく等身大の私が感じた、仏様が生きている町の風景や、 人々のあったかさのような、仏像と人間が同居している日本の景色を 伝えられたらいいなと思っています。 戸松 なるほど。 人が感じられるあたたかみのある風景ですね。 先程おっしゃった「人間ってすごい」という感動が、 ご自身の活動を貫いていることがよくわかりました。 笑顔で迎えてほしい 戸松 様々な出遇いを経験されている中で、お寺さんやお坊さんに対する思いはありますか。 仏像ガール® お寺様、お坊様に望むことはひとつだけで、笑顔で迎えてほしい!ということですね。 もちろん笑顔で迎えられることもあって、嬉しいときもありますが、逆にすごく悲しい思いをする場合もあります。 仏様はとってもにこやかなのに、その手前にいらっしゃるお坊様が笑ってなかったりすると、どうしてって。 戸松 そういうときもあるのですね。 他にはどのようなことを思いますか。 仏像ガール® お寺や仏様について知りたいって思ったとき、 いつでも聞ける窓口をつくっておいてほしいというか、 心を開いていてほしいというか、そんなことを思います。 それが先程の笑顔で迎えて!という願いにつながるのですが。 私自身もそういった経験があります。 聞きたくても、お坊さんがいないとか、お坊さんが知らないとか。 煙たがられた経験もありますしね(笑)。 誰かが、特に若い人たちが仏像やお寺に興味をもったら、 その芽を潰したくないなって思うんです。 できるだけ大切にしたい。そのために、お坊様の役割はとても大きいと思うので、 いつでも笑顔で迎えていただけたらなというのが一参拝者としての願いです。 仏教や仏像もみんなのご先祖さまがここまで大切にしていたんだよっていう心や想いが、 後世にも伝わっていったらうれしいですね。 戸松 なるほど。 お話をお伺いして、人生を仏像に捧げると。 そんな中で、私もお坊さんになろうと考えたことはありますか。 仏像ガール® 本当によく聞かれる質問です。最終目標はお坊さんですかって。 実は、出家したいと思ったことは一度もないんです。 修行や得度しないとわからないことは、たくさんあると思うので、 それを知りたいなという気持ちはなきにしもあらずですが。 考えてみると、私が仏像ガールとして活動できているのは、 お寺様や仏像と一般の方をつなぐ、その間にいられるからなのかなって。 間というか、一般の人たちの中にいられるからだと思うんです。 こんな女の子が「仏像好き」って言ってるんだったら、じゃあ私にもわかるかな、という感じで。 なので、仏像ガールとしては、一般の方の中の「仏像が好きな一人」としていたいなと思います。 ティック・ナット・ハンから思うこと 戸松 お話をお聞きして、ふと思ったことがあるのですが。 ティック・ナット・ハンはご存じですか。 仏像ガール® いえ、はじめて伺いました。どのような方なのですか? 戸松 私がアメリカにいたときに出会って、私の人生が変わったというかね。それほどインパクトがあって。 ベトナム出身のお坊さんで、ベトナム戦争中に和平のために努力をした方です。 結果として、国外追放になって、今はフランスにいるんですけど。 ベトナム戦争の当時から、仏教のソーシャルサービスというんでしょうか。 目の前に、戦争で苦しんでいる人たちがいるのに、お坊さんが祈りという名の下に、 瞑想をしたり、御経を勤めているだけでいいんだろうかと考え、助けを必要としている人々を支援していらっしゃいました。 彼が言ったのは、中道ということで、南北ベトナムのどちらにもつかないということでした。 どちらにもつかないことによって、結果として両方から攻撃されましたが、 それでも中道がすごく大事だということを説いていました。 そういう経験を通して、月を指す指はいろんな指がある。 だからどの指が一番いいとか悪いとかを言い争ってはいけないということをおっしゃっていましたよ。 お話をお伺いしていて、思いをもって仏像と出会うことによって、 仏教を自然に感じられているのかなと。 私は仏教のすばらしさというのは、縁を大事にしていくと、そういうところに行き着くのかなと。 仏像ガール® そうかもしれませんね。 戸松 ご自身が感じられた、自然な気持ちを伝えている方のお話が、 多くの方の心に響くと思います。是非これからもご活躍なさって下さい。 本日はお忙しい中、ありがとうございました。 仏像ガール® こちらこそありがとうございました。 仏像ガール®(写真右) 1979年神奈川県出身。上智大学比較文化学部卒業。現在、仏像ナビゲータ、奈良国立博物館文化大使(本名ではなく、仏像ガール®として活動)。著書に「感じる・調べる・もっと近づく仏像の本(山と渓谷社)」等。 戸松義晴(写真左) 1953年東京都出身。ハーバード大学神学校において、神学修士取得。現在、浄土宗心光院住職、全日本仏教会事務総長他。著書に「Never Die Alone」「仏教ターミナルケア-エイズホスピス寺院から学ぶもの-」等。