全仏からのお知らせ
現下、国内外の情勢が大きく移り変わる中で、宗教がらみの戦争や大規模テロの勃発が相次ぎ、国内では少子高齢化や核家族化が進み人心の荒廃など様々な問題が山積しております。
こうした問題に対して、各種声明・意見書・要望書を提出及び発表しております。
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加盟団体からのお知らせ
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加盟団体へのお知らせ
本会の活動を全国のご寺院・所属団体の皆様に広報するため、加盟団体で発行している各機関誌等へ本会記事『全仏だより』の掲載にご協力頂いております。
各団体より要望がございました、過去の『全仏だより』、また最新の『全仏だより』を掲載をさせて頂きます。
また、今後はホームページ上でよりタイムリーなお知らせの掲載も予定しております。
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大会・会議・記念事業開催のお知らせ
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過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
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救援活動
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国際交流
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広報活動
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声明・談話・要望書
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共催・後援・協力
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イベント情報
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- 【理事長談話】石川県能登地方を震源とする地震により被災された皆さまへ
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2024年1月2日 声明・談話・要望書
令和6年1月1日午後4時より、石川県能登地方を震源とした震度7を超える地震が発生 いたしました。その後も断続的に地震が起こっており、油断できない状況にあります。 既に尊い生命が失われ、かつ甚大な被害が発生しておりますこと、困難な生活を強い られている方々が多数おられる状況にあることが報道されております。 この災害により犠牲となられた方々に衷心より哀悼の意を表し、避難されている方、 未だ地域より離れられない状況にある方、救助救援されている方々等、すべての皆様に 心よりお見舞い申しあげます。 本会では被災地域の一刻も早い復旧を心より念じております。 令和6年1月2日 公益財団法人 全日本仏教会 理事長 里 雄 康 意
- 「第2回グローバル難民フォーラム」に参加しました
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2023年12月26日 国際交流
2023(令和5)年12月12日~15日、スイス・ジュネーブにて行われた「第2回グローバル難民フォーラム」(GRF2023)に本会より尾井貴童事務総長が参加し、「宣言(プレッジ)」を行いました。 2018年12月に国連総会で「難民に関するグローバル・コンパクト」が採択され、世界に対して「社会全体で取り組む難民支援」の重要性が強調されました。4年に一度開催される「グローバル難民フォーラム」は難民支援に関して議論する世界最大の国際会議です。 第2回となる今回は、UNHCRとスイス政府が共催し、日本が共同議長国(5か国)となっています。政府機関、難民や強制的に移動を余儀なくされた当事者、NGO、宗教団体、教育機関、民間企業などが集まり、難民支援の取り組みやアプローチを共有し、世界中から出された「宣言(プレッジ)」の進捗、好事例などのアイデアが交換されました。 私たちは仏教徒として、当事者の痛みと心を一つにし、違いを認め互いを尊重し、「社会全体で取り組む難民支援」の実現に向けて協調してまいります。 下記、本会が提出した「宣言(プレッジ)」です。 また、現地で尾井貴童事務総長が受けたインタビュー映像はこちらです。 【プレッジタイトル】 「日本の仏教界における難民支援の新たな取り組み」 【誓約内容】 日本には約75,000の伝統仏教寺院が存在し、信仰者同士の強固な繋がりがあります。全日本仏教会は、日本の伝統仏教界における唯一の連合組織として、仏教団体、宗派寺院、信仰者の繋がりの力を結集し、4年後の難民フォーラムに向けて支援活動の推進や連帯を目指します。 具体的には、世界難民の日に寺院の建物を青くライトアップし平和への願いを掲げ、また各寺院で募金活動や難民問題について講話を行うなど、地域の中心として情報発信し、広く難民問題と世界平和について考えることに努めます。そして、強制的に移動を余儀なくされた方々の心に寄り添い、自治体、企業、団体と協力し、難民コミュニティ支援の認識を高め、共に行動していくことに取り組みます。 (採択された宗教者の声明文) Religious Leaders Statement from the GRF 2023 | UNHCR メイン会場 宗教者による声明文採択 左より下島章裕(本会国際部次長)・尾井貴童(本会事務総長)・ジリアン・トリッグス氏(国連難民高等弁務官補)・富岡孝彰(本会国際部部長) サブ会場の一つ ナンセン難民賞
- 第7回花まつりデザイン大賞発表!
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2023年12月1日 広報活動
「第7回花まつりデザイン募集」にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。 第7回目を迎える本コンテストでは、「もっとみなさんにお釈迦さまの誕生日を知ってもらいたい!」「みなさんと一緒にお釈迦さまの誕生日をお祝いしたい!」「来年は盛大に!」との思いを募らせていました。今回は全国の4歳から79歳という幅広い年齢層の方々から152点の応募をいただき、去る10月31日に審査会を開催し、応募いただいた作品の中から来年の新しいポスター・絵はがきデザインとして、ポスター大賞2作品(ポスター大賞、ポスター大賞[満12歳以下])、絵はがき大賞2作品を選定いたしました。 2024年に頒布するポスターと絵はがきとして使用し、全国の寺院や地域のイベントの告知にとどまらず、一般の方々にも日頃の挨拶や感謝を伝えるためのツールとしてお使いいただければと思います。 今後も、お釈迦さまの誕生日を祝う「花まつり」を一人でも多くの方に知っていただき、皆さまと共に盛大にお祝いしたいと考えております。 各大賞受賞作品 【ポスター大賞作品】 タイトル:「心躍る花まつり」 作者:片岡 真歩(かたおか まほ)さん 作品に込めた思い(コンセプト): お釈迦さまも白い象も誕生のお祝いを喜んでいるようすを暖かな雰囲気で描きました。お誕生日のお祝い感や喜びが伝わるよう暖色系を中心にし、春に行われることを想像しやすいよう桜に囲まれているような構図にしました。また、親しみのあるタッチで、花まつりという行事を知らない人達にも興味を持ってもらえて、優しい気持ちになってもらいたいなと思います。 【ポスター大賞作品(満12歳以下)】 タイトル:「うれしい花まつり」 作者:入井 慶順(いりい けいじゅん)さん 作品に込めた思い(コンセプト): お釈迦様を見た人が、明るい気持ちになってほしいという思いを込めて描きました。 絵の具で色を塗った後に、色鉛筆で縁取りをしました。 【絵はがき大賞作品】 タイトル:「天上天下唯我独尊」 作者:清宮 哲(せいみや あきら)さん 作品に込めた思い(コンセプト): この広い世界で、生きる物すべてが、ただ一つの尊い存在であると唱えた、幼きお釈迦様を表しました。 【絵はがき大賞作品】 タイトル:「花まつり」 作者:髙島 柊利(たかしま しゅり)さん 作品に込めた思い(コンセプト): お釈迦様が喜んでくれるよう、私の近くのお寺をイメージして華やかに描きました。 【佳作】 石井 いず美 「桜満ちる季節に」 今井 真美子 「しあわせを運ぶお釈迦様」 王 楽然 「王 楽然」 小川 優 「花にかこまれて」 小田 梨香子 「華やかなお誕生日」 神尾 早苗 「慈しみ」 高坂 美咲 「安穏無事」 小谷 千弥 「喜びの花まつり」 佐藤 佳香 「花まつり」 関 祐太朗 「花まつり」 田村 砂羽 「誕生」 土屋 鷹平 「白象・蓮と共に」 豊島 めぐる 「はながいっぱい」 西村 哲朗 「誕生」 古川 京子 「花」 武藤 博美 「天上天下唯我独尊」~花まつりより~ 茂木 眞利 「祝祭」 審査員総評 青木 晴美(あおき はるみ) 公益財団法人 仏教伝道協会 常務理事 公益財団法人 全日本仏教会 理事 総評: 第7回「花まつり」デザインポスター応募作品審査会のご案内を戴いて、今年の作品はどのようなものが来たのかと楽しみに全日本仏教会の事務所を訪れました。 大人の部と小学生以下の部に分かれた作品でしたが、それぞれの作品は素晴らしい力(ひかり)を放ち、とても感動を受けました。花まつりポスターというある程度の制限のある画題に対して皆さん個性豊かに表現されています。大人の部で大賞を受賞された作品は、素朴でほのぼのとしたタッチの中にも力強いオーラが感じられました。また、小学生の部ではのびのびとした表現と豊かな色彩は明るく、未来へ向かっていく清々しさにあふれています。 今年もたくさんの作品を鑑賞する機会が得られて、感謝しております。 湯浅 正江(ゆあさ まさえ) 公益社団法人 全日本仏教婦人連盟監事 総評: 「花まつりデザイン」ポスター大賞・絵はがき大賞の作品審査は、今回で二回目なので実は楽しみに参加させていただきました。こんなにたくさん(152点)の応募作品が集まっているということにびっくり。 また、年齢層も5歳位から成人、壮年層まで幅広く、それぞれに良さがある作品ばかりでした。 元気で勢いのある作品や、素朴な表現技法で温かみのある作品、驚くほど精緻な新しい技法の作品等々にであい、『こんなにたくさんの“ちがう良さ”ばかりの中でいったい大賞はどんなふうに決まって行くのだろう』と興味津々でした。 様々な先生方からそれぞれに魅かれる数点が挙げられていくと、光の3原則や色の3原則の図のように誰もが魅かれる作品が重なり、不思議なことに自然に決まって行きました。 けれども眼を横に移せばそれが大賞になっても不思議はないというくらい全体が力作揃いに感じられました。 杉本 育美(すぎもと いくみ) 公益社団法人 日本仏教保育協会 教材開発委員長 欣浄寺付属 光明幼稚園 園長 東京都私立幼稚園連合会 教育研究委員 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 研究研修委員 総評: 今年も、第35期花まつりデザイン審査会に参加させていただき、ありがとうございました。 小学生以下のお子様からの応募も年々増えているとのこと、嬉しく拝見いたしました。 長いコロナ禍を経験し、「いのち」について改めて考える機会を与えられた私たちは、今年新しい一歩を踏み出しました。社会生活が制限なく動き出したこともあり、応募作品に伸びやかさが見られたように感じます。 緻密に描きこんだ作品も多く、丁寧に気持ちを込めて創り上げてくださった作者のお気持ちが伝わりました。 お釈迦様のお誕生日である「花まつり」を、入賞作品と共にお祝い出来ることを楽しみにしております。 里雄 康意(さとお こうい) 公益財団法人 全日本仏教会 第35期理事長 総評: すべての作品が創造性、独創性に富んだデザインであり、力作揃いで審査には苦労いたしました。 また、どの作品もお釈迦様のご誕生を自らが祝福し、老若男女すべての人々にお祝いいただきたいというお心が伝わってくる作品でした。 審査では、最初に応募作品152作品のうちから21作品まで絞り込みを行い、その中よりポスター大賞及び絵はがき大賞が決定されました。 昨年に引き続き多くの作品の応募がありましたことは、大変喜ばしく思いますとともに、今後もお釈迦さまのご誕生をお祝いする「花まつり」がこの度の作品を通して広く周知され、多くの方々と共に盛大にお祝いできる機会となりますように念じております。
- 災害救援活動助成金(第27次)のご案内
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2023年11月30日 救援活動
- 【理事長談話】「犯罪被害者週間によせて」
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2023年11月21日 声明・談話・要望書
全日本仏教会 理事長談話 「犯罪被害者週間によせて」 本年11月25日から12月1日の一週間、犯罪被害者週間を迎えます。 犯罪被害を受けると、人は犯罪によって傷つけられるだけでなく、たとえ事件として裁判などが終了した後も、二次的に様々に傷つけられるという問題を抱えることになります。被害者、それは特別な人ではなく、社会で普通に暮らしている自分自身や周囲の人が突然に犯罪被害者となるということであります。 全日本仏教会は、被害にあわれた方々の苦しみ悲しみに真摯に向き合い、耳を傾け、どうすれば寄り添うことができるのかを考えるために、日本における犯罪被害者支援の地平を切り拓いてこられた武蔵野大学の小西聖子教授を講師に迎えて講演会を開催するなど、広く皆様とともに仏教者は犯罪被害者にどう取り組むべきか、真剣に学びを進めています。 犯罪被害者週間にあたり、犯罪被害者が置かれている状況を正しく理解し、それぞれの地域で催されている犯罪被害者週間の行事に参加するなど、被害者に寄り添う支援や活動を継続して取り組んでくださることを切に願います。 2023(令和5)年11月21日 公益財団法⼈ 全日本仏教会理事長 里雄康意 講演会「仏教者は犯罪被害者にどう取り組むべきか~臨床現場からの提言~」 講師:小西聖子(武蔵野大学副学長 人間科学部・大学院人間社会研究科 教授) なお「犯罪被害者週間」(11月24日から12月1日まで)期間限定公開をさせていただきました。 【犯罪被害者週間とは】 平成17年12月に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において、毎年、「犯罪被害者等基本法」の成立日である12月1日以前の1週間(11月25日から12月1日まで)が「犯罪被害者週間」と定められました。 「犯罪被害者週間」は、期間中の集中的な啓発事業の実施を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況や、名誉あるいは平穏な生活の配慮の重要性について、正しく理解し深めることを目的とするものです。 下記は警察庁のリンクです。理解を深めるために閲覧してください。 ●もしも、犯罪被害にあった方が周りにいたら? https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/keisatsu/rikai_higaisha.html#sesshikata (リンク先:警察庁 犯罪被害者等施策 みんなに知ってもらいたい、犯罪被害者のこと) ●もしも、自分が犯罪被害にあってしまったら? https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/search/index.html (リンク先:警察庁 犯罪被害者等施策 犯罪被害等に遭われた方へ)
- 第36期会長・副会長が決定しました
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2023年11月14日 全仏からのお知らせ
2023(令和5)年11月13日、京都のしんらん交流館で本会第40回理事会を開催し、第36期(2024年4月~2026年3月)の会長及び副会長が下記の通り決定しました。 ●第36期会長 ・伊藤 唯眞〈いとう ゆいしん〉(浄土門主) ●第36期副会長 ・山川 龍舟〈やまかわ りゅうしゅう〉(真言宗大覚寺派 管長) ・佐藤 義尚〈さとう ぎしょう〉(新潟県仏教会 会長) ・村山 こう甫(「こう」は广に黄)〈むらやま こうほ〉(大阪府佛教会 会長) ※上記役職は2023(令和5)年11月13日現在 詳細なプロフィールはこちら
- 【本会後援】「宗教施設におけるこども食堂と防災」セミナー開催のお知らせ
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2023年10月18日 共催・後援・協力
認定特定非営利活動法人子ども食堂支援センター・むすびえは、きたる11月9日に増上寺において、セミナー「宗教施設におけるこども食堂と防災」を開催いたします。 本会も後援いたしますので、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。 (むすびえより) 近年、社会の分断、対人関係の希薄化、地域コミュニティの衰退などの社会課題に対し、日本の各地域で人と人のつながりを実感できるような取り組みを求める声があがっています。寺社教会等宗教施設は、まさにその役割を担ってきました。そして、今、宗教法人により、こども食堂・地域食堂や防災・減災の取り組みが広がっています。 2022年時点で自治体と何らかの災害時協力関係がある宗教施設は4,000を超えています。また、全国のこども食堂の数は2022年時点で7,363箇所にのぼり、そのうち宗教法人が運営主体であるものは3.2%、約200箇所です。 地域の安心安全につながるこのような取り組みは、宗教施設や宗教法人が単体で行うのではなく、地域住民、自治会、社会福祉協議会、自治体、NPOなど多様な個人と組織とが協力して行っています。この度、すでに実践されている方々に学び、地域での協働がさらに進むことを願ってセミナーを企画しました。ご参加をお願い申し上げます。 むすびえのホームページ 名称 宗教施設におけるこども食堂と防災 開催日 2023(令和5)年11月9日(木)14時~16時 会場 大本山増上寺 慈雲閣(東京都港区芝公園4-7-35) 定員 70名 対象者 ・宗教施設を活用したこども食堂や防災拠点化を考えている方 ・すでに宗教施設で様々な活動をしている方 ・宗教関連施設を通じた地域の活性化や防災に関して実態を理解されたい自治体の方 申し込み方法 下記フォームよりお申し込みください https://forms.gle/2EfeYvCKfsEvzTwA6 主催 認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 後援 公益財団法人浄土宗ともいき財団 公益財団法人全日本仏教会 大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センターIMPACT 一般社団法人地域情報共創センター お問合せ 認定NPO法人 全国食堂支援センター・むすびえ 宮崎、高須、深井、薬師寺 E-mailアドレス:ml_syukyo@musubie.org
- イスラエルとハマスの紛争に対しての理事長談話
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2023年10月16日 声明・談話・要望書
今月7日パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」が突然、イスラエルへ攻撃を行いました。これに対し、イスラエルも報復措置を行っていますが、双方において多くの尊いいのちが奪われ、且つ人質や拉致等の非人道的行為に深い憤りと悲しみを覚えます。 釈尊は、「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死を恐れる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」(『ブッダの真理のことば』)と語られ、世界では未だ絶えること無きテロや紛争・戦争が続いている現実があります。 今あらためて、暴力による弾圧を非難するとともに、一刻も早く対話による平和的な解決がなされるよう、切望いたしますとともに、この度の紛争において奪われた多くのいのちに対し、心より哀悼の意を表します。 2023(令和 5)年 10 月16日 公益財団法人全日本仏教会 理事長 里雄康意
- (公財)全日本仏教会主催 人権問題講演会「仏教者は犯罪被害者支援にどう取り組むべきか」~臨床現場からの提言~開催のお知らせ
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2023年9月22日 仏教文化・人権問題
本会主催の人権問題講演会「仏教者は犯罪被害者支援にどう取り組むべきか」~臨床現場からの提言~を下記の要領で開催いたします。 全日本仏教会では「死刑制度」について、仏教者としてどのように捉えるかを議論し、その中で「仏教の教義と死刑」という重いテーマについて、教義や信仰に基づいて是非を論じるばかりでなく「いのちの尊厳」と「人権的見地」から考え、取り組んできました。 今回の講演会では、被害者も加害者も少しでも生まない社会の実現に向け、特に犯罪被害者支援に仏教者としてどう取り組むべきかを第一線でご活躍の小西先生のご講演をとおして考えていきたいと思います。 ふるってのご参加をお待ちしております。 PDFダウンロードはこちら 日 時 2023年10月25日(水)午後2時00分〜午後4時00分 会 場 築地本願寺 第二伝道会館 蓮華殿(東京都中央区築地3丁目15-1) 内 容 講師:小西聖子氏 武蔵野大学人間科学部・大学院人間社会研究科 教授、精神保健指定医、公認心理師、臨床心理士 1993~1999年、東京医科歯科大学難治疾患研究所の犯罪被害者相談室で犯罪被害者の支援、対人暴力被害者の精神的なケアや周辺領域のマネージメントにかかわった。1999年より現職、2021年より副学長(兼任)。 2005~2015年 内閣府 犯罪被害者等施策推進会議委員 2008~2017年 国家公安委員会 犯罪被害給付専門委員 2021~2023年 法務省 法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会臨時委員を務めた。 専門は被害者心理学、トラウマ・ケア。現在、性暴力救援センター(SARC)・東京と連携して性暴力被害者のトラウマに関する治療を行っている。 午後1時 開場・受付 午後2時 講演会開会 午後4時 終了 参加費 無料 申込方法 下記のURL(二次元コード)またはこちらの申込書(FAX)にてお申込みください。 URL:https://forms.gle/ZjWrhrwquxFyHRPT9 ※二次元コード 申込み締切 10月20日(金) お問い合わせ (公財)全日本仏教会 社会・人権部 TEL: 03-3437-9275 FAX: 03-3437-3260
- ハワイ州マウイ島火災に対し、WFB(世界仏教徒連盟)から義援金が手交
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2023年9月1日 救援活動
令和5年8月18日、WFB(世界仏教徒連盟)パロップ・タイヤリー会長より、ハワイ州マウイ島における山火事によって被害を受けた方々や寺院に向けて、義援金が本会に寄託されました。 この義援金は、本会からの救援金と合わせて、マウイ島ラハイナ地区で100年以上の歴史を持ち、日系人や地域コミュニティの拠り所となってきた被災3ヶ寺(ラハイナ浄土院、ラハイナ法光寺、ラハイナ本願寺)へ支援としてお届けいたしました。 パロップ会長は、山火事により全焼した寺院と被災した全ての人に言及し、「困難な状況に直面している仲間と我々の心は共にある」と仏教徒の世界的な連帯を強調されました。また、WFB各国リージョナルセンターからも、お見舞いの言葉とWFBを通した人道支援の申し出をいただいております。 WFB執行役員を務める本会理事の戸松義晴からは、WFB本部や各国リージョナルセンターに対し、丁重な敬意とお礼を表する言葉が伝えられました。 左より戸松義晴(本会理事・WFB執行役員)、パロップ・タイヤリー師(WFB会長) 本会では救援基金を常時開設しており、ハワイ州マウイ島火災へ向けた救援金も募集しております。支援先指定の場合はその旨をお知らせください。皆さまの温かいご支援ご協力をお願い申し上げます。 本会救援基金への寄託はこちら