全仏からのお知らせ
現下、国内外の情勢が大きく移り変わる中で、宗教がらみの戦争や大規模テロの勃発が相次ぎ、国内では少子高齢化や核家族化が進み人心の荒廃など様々な問題が山積しております。
こうした問題に対して、各種声明・意見書・要望書を提出及び発表しております。
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加盟団体からのお知らせ
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加盟団体へのお知らせ
本会の活動を全国のご寺院・所属団体の皆様に広報するため、加盟団体で発行している各機関誌等へ本会記事『全仏だより』の掲載にご協力頂いております。
各団体より要望がございました、過去の『全仏だより』、また最新の『全仏だより』を掲載をさせて頂きます。
また、今後はホームページ上でよりタイムリーなお知らせの掲載も予定しております。
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大会・会議・記念事業開催のお知らせ
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過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
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救援活動
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国際交流
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広報活動
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声明・談話・要望書
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共催・後援・協力
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イベント情報
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- 平成28年花まつりポスター頒布開始!
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2016年1月8日 広報活動
シリーズ累計頒布枚数20万枚以上! 日本一売れている花まつりポスター頒布開始! 全日本仏教会では、「花まつり」の全国展開を推進すべく、40年以上にわたり花まつりポスターを頒布しています。 毎年全国各地で開催される「花まつり」。4月8日はお釈迦様のお誕生日であることから、お稚児行列や灌仏(甘茶かけ)を中心に、それぞれの地域文化の特性をいかした内容で、「花まつり」を皆様と一緒にお祝いしております。皆様の花まつり告知に、是非「花まつりポスター」をご活用ください。(地域により、花まつりの開催時期は異なる場合がございます) 花まつりポスター詳細(必ずご確認ください) 申込用紙ダウンロード 大切な方へ「ありがとう」 花まつり絵はがきはこちら 大好評の従来ポスターに加え、お稚児さんのポスターを全面リニューアル。 皆様からの声にお答えし「梱包料と発送料」を見直し、お求めやすい価格でお届けしています。 ※上記ポスター画像の無断転用・転載を禁じます。 ご購入いただいた皆様から、 「より小さな掲示スペースに貼りたい」 「子どもや稚児行列をイメージしやすいデザインを」 「伝統的な誕生仏のポスターも常時頒布してほしい」 「店舗にも貼りたい」 等のご要望を頂戴し、より多くの方々に親しんで頂けるよう5種類のポスターをご用意いたしました。 お稚児さんのイラストをデザインした「1:お稚児」 短冊サイズでかわいく華やかな「2:お稚児」 →2種類の新デザインがお目見えしました 重厚感のある誕生仏を正面に配置した「3:蓮と仏像」 →根強い人気のポスターで、様々な寺院スペースにマッチします。 仏教徒になじみの深い白象をカラフルにテーマにした「4:白象と仏旗」 →2014年度一番人気のデザイン。サイズ半分の短冊サイズ(5:白象と仏像)もご用意しています。 皆様の花まつり告知に是非ご活用ください。 花まつりポスター詳細(必ずご確認ください) ■種類及びサイズ■ ○種類(デザインは上記をご参照ください) ポスター1:お稚児 ポスター2:お稚児(短冊) ポスター3:蓮と仏像 ポスター4:白象と仏旗 ポスター5:白象と仏旗(短冊)の計5種類 ○サイズ ポスター1・ポスター3・ポスター4:縦594㎜ 横420㎜ ポスター2・ポスター5:縦594㎜ 横210㎜ ※短冊とは、横幅が半分になっているものをさします。 ※本ページに掲載されていないポスター(廃盤となったポスター)に関しては、ご購入のお申込はできません。 ■代金について■ ポスター代金及び配送料・梱包料をいただいております。 ①ポスター代金 ポスター1・ポスター3・ポスター4:50円/枚 ポスター2・ポスター5:30円/枚 ※複数種類でのお申し込みも可能です。 ②配送費用(配送料+梱包料 1枚~200枚まで ) ◆ご購入例 ポスター1及びポスター3併せて400枚を、関東圏にご配送の場合 ポスター代金20,000円+配送料・梱包料1,800円×2=23,600円 ※201枚以上の場合は、梱包を2つに分けてお送ります。 ※201枚以上の場合は、上記配送料(梱包料含む)を2梱包分頂戴いたします。 ■お申込みの流れ■ ①申込用紙をダウンロードし、必要事項を記載の上、FAX(03-3437-3260)にてお申込ください。 ※本ページ及びDM以外での申込用紙はご使用できません。 ※誤発送防止のため、FAXでのお申込にご協力ください。 ※メールでのお申込はご遠慮いただいております。 ※お申込に関するお問い合わせは、広報文化部(03-3437-9275)までお願いします。 ↓ ②お申込から1週間前後でお届けいたします。 ※発送は1月12日(火)~となります。 ※配送業者は「佐川急便」です。運送業者のご指定はできません。 ※伝票内品名に「花まつりポスター」と記入しております。 ※ポスターは段ボールに入れ、平積で折り曲げずにお送りいたします。 ※混雑状況によって、到着が遅れる場合があります。余裕をもってお申込ください。 ↓ ③後日、請求書及び払込用紙(郵便局)をお送りいたします。 ※請求書発送先は、申込用紙内「ポスター送付先住所」とさせていただきます。 ※請求書発送先を変更したい場合は、必ず申込用紙内「備考」欄にご記入ください。 ※領収書は払込用紙受領書をもってかえさせていただきます。 ■よくあるご質問■ ○請求書がポスターの梱包に入ってないのですが? →請求書は、ポスターとは別便で、後日お送りいたします。 →請求書と一緒に、払込用紙(郵便局)を同封しております。 ○領収書は送ってくれますか? →領収書は払込用紙(郵便局)受領書をもってかえさせていただきます。 ○到着日時は指定できますか? →はい。申込用紙備考欄に到着ご希望の日時をご記入ください。 →発送の混雑により、ご希望の日時に沿えない場合がございます。予めご了承ください。 申込用紙ダウンロードはこちら ■お申し込・お問い合せ■ 公益財団法人 全日本仏教会 広報文化部 中村・下島・山﨑 〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4 明照会館2階 TEL 03-3437-9275 FAX 03-3437-3260 ●お知らせ● 花まつり絵はがき無料配布中! 優しくて温かいお顔のお釈迦さまとお地蔵さまの デザインに乗せて「ありがとう」を大切な方へ 大切な方へ「ありがとう」 花まつり絵はがきはこちら
- 「Amazonのお坊さん便 僧侶手配サービス」について理事長談話
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2015年12月24日 声明・談話・要望書
本会は「Amazonのお坊さん便 僧侶手配サービス」について理事長談話を12月24日付けで報道各社にプレスリリースを致しました。 全日本仏教会理事長談話 「Amazonのお坊さん便 僧侶手配サービス」について 去る12月8日、「Amazon」は僧侶手配サービスを販売開始しました。これは、「株式会社みんれび」が2013年から展開している「お坊さん便」というサービスで、全国どこにでも定額で僧侶を手配するというものです。 背景には、「読経してもらいたいが、お寺との付き合いがない」「お布施をいくら包めばいいのか不安」といった社会からの声があるといいます。 これには、販売当初より大きな反響とともに賛否の声が寄せられており、定額で分かり易いという声がある一方、仏教界からは宗教をビジネス化しているという批判が起こっています。 私ども公益財団法人 全日本仏教会は、宗教行為としてあるお布施を営利企業が定額表示することに一貫して反対してきました。お布施は、サービスの対価ではありません。同様に、「戒名」「法名」も商品ではないのです。 申し上げるまでもなく、お布施は、慈悲の心をもって他人に財施などを施すことで「六波羅蜜(ろくはらみつ)」といわれる修行の一つです。なぜ修行なのかというと、見返りを求めない、そういう心を持たないものだからであります。そこに自利利他円満の功徳が成就されるのです。 今回の「Amazonのお坊さん便 僧侶手配サービス」の販売は、まさしく宗教行為をサービスとして商品にしているものであり、およそ諸外国の宗教事情をみても、このようなことを許している国はありません。そういう意味で、世界的な規模で事業を展開する「Amazon」の、宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ません。しっかりと対応していきたいと考えます。 今回のことを通して、私ども伝統仏教界は、お寺は相談しにくいという声を真摯に受けとめ、社会のニーズに耳を傾け、これからの教団・寺院運営に反映していかなければならないことを付言しておきたいと思います。 2015(平成27)年12月24日 公益財団法人 全日本仏教会 理事長 齋 藤 明 聖 齋藤明聖理事長の略歴等はこちら
- 「パリ同時多発テロについて」理事長談話
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2015年12月8日 声明・談話・要望書
本会は「パリ同時多発テロについて」の理事長談話を12月8日付けで報道各社にプレスリリースを致しました。 全日本仏教会理事長談話 怨うらみを捨ててこそ息やむ ―除夜の鐘に祈りをこめて― 去る11月13日、パリで同時多発テロが発生しました。多くの、尊いいのちが一瞬にして奪われるという悲惨な事件に、深い悲しみに陥るものであります。特に第2次世界大戦の終戦から70年目の年を迎え、感慨を覚えるものであります。 同時に、世界各地でテロと報復攻撃の連鎖が拡大しており、罪のない市民が多数犠牲となっていることも、憂慮しております。 釈尊は、「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である」(『ブッダの真理のことば』)と語られ、平和を実現するために反平和的手段(武力行動)に訴えることを最も嫌われました。 釈尊のことばに憶おもいを寄せて、怨みの恩讐おんしゅうをこえて(怨親平等おんしんびょうどう)犠牲になられた全ての方々を追悼し、武力によらない平和の実現を祈念して「除夜の鐘」を撞いていただきたく、ここに呼びかけるものであります。 2015(平成27)年12月8日 釈尊成道(お悟り)の日にあたって 公益財団法人 全日本仏教会 理事長 齋 藤 明 聖 今年の大晦日はパリの同時多発テロで亡くなられた方々の四十九日忌にあたるため、今回の呼びかけをさせていただきました。 齋藤明聖理事長の略歴等はこちら
- 第32期会長・副会長ご就任のお知らせ
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2015年11月30日 全仏からのお知らせ
本会は11月6日、第32期会長・副会長推戴委員会及び第12回理事会を開催し、第32期の会長・副会長のご就任を承認いたしました。同日、報道各社にプレスリリース及び記者会見を実施しました。 ■第32期会長・副会長任期■ 平成28年4月1日~平成30年3月31日 ■第32期会長■ 氏名:小峰 一允(こみね いちいん) 生年月日:昭和8年7月1日生まれ 現職: 〇真言宗智山派管長 〇総本山智積院化主第七十一世 〇東京都練馬区石神井台 三寳寺住職 最終学歴: 〇昭和31年3月 早稲田大学教育学部 卒業 〇昭和35年3月 大正大学大学院文学研究科修士課程修了 著書: 〇『三寳寺所伝 三意願方聖教集』山喜房仏書林 編集発行 〇『真言宗』佐藤良盛共著 大法輪閣 ■第32期副会長■ 氏名:中西 玄禮(なかにし げんれい) 生年月日: 昭和16年3月21日生まれ 現職: 〇浄土宗西山禅林寺派管長 〇総本山永観堂禅林寺第九十世法主 最終学歴: 〇龍谷大学大学院修士課程修了 氏名:田仲 日紘(たなか にちおう) 生年月日:昭和12年10月15日生まれ 現職: 〇法華宗真門流管長 〇法華宗真門流総本山本隆寺貫主(第百六世) 〇奈良県御所市 南都山八紘寺住職 最終学歴: 〇立正大学仏教学部卒業 氏名:多川 俊映(たがわ しゅんえい) 生年月日: 昭和22年3月6日生まれ 現職: 〇法相宗大本山 興福寺貫首 〇法相宗前管長 〇帝塚山大学特別客員教授 最終学歴: 〇立命館大学文学部卒業 氏名:工藤 裕雅(くどう ゆうが) 生年月日: 昭和42年1月24日生まれ 現職: 〇青森県仏教会会長 〇日蓮宗本迹院住職 最終学歴: 〇身延山短期大学宗学科卒業 氏名:篠原 法傳(しのはら ほうでん) 生年月日: 昭和13年3月21日生まれ 現職: 〇兵庫県仏教会会長 〇総本山金剛峯寺耆宿 〇高野山真言宗別格本山圓満寺名誉住職 最終学歴: 〇龍谷大学卒業 〇高野山専修学院卒業 氏名:八木 季生(やぎ きしょう) 生年月日: 昭和4年6月2日生まれ 現職: 〇公益社団法人日本仏教保育協会名誉会長 〇浄土宗大本山増上寺法主 〇東京都仏教連合会会長 最終学歴: 〇大正大学文学部卒業
- 「戦後70年目の年にあたって」ー非戦決議ー
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2015年11月9日 声明・談話・要望書
本会は「戦後70年目の年にあたって」ー非戦決議ーを2015年11月6日開催の第12回理事会にて承認し、報道各社にプレスリリース及び記者会見を行いました。 「戦後70年目の年にあたって」 ー非戦決議ー 先の大戦では、日本で約310万人、全世界を見れば約8500万人という方々の尊く、かけがえのない生命が戦火によって犠牲になりました。ここに、衷心より哀悼のまことを捧げるものであります。 仏陀は『法句経』に、「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である」「すべての者は暴力におびえる。すべての<生きもの>にとって生命は愛(いと)しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」と、平和を実現するために反平和的手段<武力行動>をとることを最も戒められました。 戦時中、教団や僧侶の中には非戦をつらぬいた者もありましたが、多くは戦時体制に呑み込まれ、追従し、人類としてもっとも愚かな行為である戦争に加担・協力してきました。仏陀の教えに照らして、こうした過去に慚愧とともに真摯に向きあい、犠牲になられたお一人お一人の願いを受けとめて、二度と戦争をしない、させないという思いを強く、新たにするものであります。 平和とは、ただ戦争がないということにとどまるものではありません。すべての「いのち」の尊厳がまもられ、基本的人権が尊重され、言論・思想信仰の自由が大切にされている社会であることが肝要であります。 私ども公益財団法人 全日本仏教会は、財団創立以来一貫して仏陀の「和」の精神を基調に仏教文化の宣揚と世界平和の進展に寄与することを目的としてまいりました。戦後70年目のこの年にあたり、いまだ世界の各地で紛争が絶えない今日、本会は、あらためて加盟団体挙げてこの理念に立ち、真の平和を希求して非戦の誓いを決議するものであります。 2015(平成27)年11月6日 公益財団法人 全日本仏教会
- Inter Faith Ekiden 2016 開催! 特設サイトもオープンしました。
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2015年10月30日 国際交流
- 第43回 全日本仏教徒会議 愛媛大会
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2015年10月30日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
第43回全日本仏教徒会議愛媛大会が2015(平成27)年10月30日~31日で開催されました。 当日お越しいただいた皆さまに対し、厚く御礼を申し上げます。 当日の模様については、下記紀要(PDF)をご覧ください。 第43回全日本仏教徒会議愛媛大会「大会紀要」 ※紀要、写真キャプションの肩書きは当時 会場は道後温泉に程近い「ひめぎんホール」 両日で延べ3000人の方にご来場いただきました 挨拶される愛媛県仏教会会長の福村俊弘様 壇上の皆さまとともに般若心経を勤行 講演する本会第31期会長の加藤精一猊下(真言宗豊山派管長) 巡礼サミットでコメントする四国八十八ヶ所霊場会の吉川俊宏様 仏教に親しんでもらうため、座禅体験も実施 行列ができたお坊さんと作る数珠作り 座談会でお話しする作家の天童荒田様 挨拶される愛媛大会実行委員長の内藤卓州様(愛媛県仏教会副会長) 次回開催地の福島県仏教会会長石田宏壽様
- 第24回 WFB世界仏教徒会議 日本大会
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2015年9月25日 国際交流
大会中の会議内容について 第24回世界仏教徒会議(主催 世界仏教徒連盟 WFB)が、2008年11月14日より17日まで「仏教者の社会問題解決への貢献」をメインテーマに、東京・浅草ビューホテルと浅草寺を会場に開催された。 日本では30年ぶり3度目の開催となった。 23ヶ国82センターから312名の海外参加者、また国内からも加盟団体代表者を中心に各日の行事に約200名、15日のシンポジウムには一般の参加者250名、16日浅草寺で行われた世界平和法要には、地元仏教会・ボーイスカウト等のボランティアを全て合わせて約450名が内外より参加した。 会期中の延べ人数は1500名。 世界仏教徒連盟(WFB)は、世界の仏教徒との交流友好親善をはかり、仏陀の崇高な教義を普及し、世界平和に貢献することを目的として1950年に設立された団体であり、日本からは全日本仏教会が唯一のセンターとしてWFBに加盟している。 設立以来2~3年に一度、最高議決機関である世界仏教徒会議が開催され、組織と活動状況の見直しと活動計画の立案が行われている。 今大会中WFB会議として、①執行役員会議 ②総会 ③第1回全体会議 ④第2回全体会議 ⑤常設委員会 の5回の会議が行われた。 会議中、役員選挙が行われ、WFB会長としてパン・ワナメッティ会長が再選された。 また、副会長15名、執行役員8名、9つの常設委員会の委員長が選出された。 日本からは副会長に小林正道常務理事、執行役員に戸松義晴国際交流審議会委員、人道支援委員会委員長に正本乗光国際交流審議会委員が選出された。 また、今大会を以て勇退された松濤弘道WFB副会長(本会理事)にはWFBより名誉副会長の称号が贈られることが承認された。 その他、会議においては今大会の大会宣言文案が提出され、満場一致で承認された。 (→大会宣言文はこちら) 大会中行事について 今回の大会は、従来大会の内容である会議・親睦会にとどまらず、「仏教者の社会問題解決への貢献」というメインテーマを掲げ、社会問題に仏教者がどうかかわっていくかを討議した。 その具体的なアプローチとして、15日には自然破壊、地域社会の解体が進む世界経済のあり方を問う映画「幸せの経済学(ヘレナ・ノルバーグホッジ製作 言語人類学者)」の上映を行った。 また、7つのシンポジウムを開催し、(平和、社会開発、終末期医療、ジェンダー、自殺、青少年問題、地球温暖化)一般参加者を広く公募した。 このような取り組みは、世界仏教徒会議では初めてである。 各シンポジウムでは、パネリストが世界各国で仏教的立場から様々な社会的課題に取り組んでいる現状の報告、及び仏教者の立場から今後どういった形でこれらの問題を解決していくべきか討論され、参加者は熱心に耳を傾けていた。 16日には浅草寺を中心としたお練り行列が行われた。 色とりどりの僧衣を纏った各国代表と稚児行列が仲見世通り商店街を練り歩いた。 浅草寺本堂において清水谷孝尚副会長(浅草寺管長)を導師としての世界平和法要が営まれた。 その他、人権セミナー(韓国での帰郷祈念碑除幕式を一事例として)を開催。 海外から見た日本仏教の現況と今後への期待についてパネリストに語ってもらう「研修セミナー」を開催、内外の報道関係者を対象に記者会見が開催された。 大会期間中、各宗管長・宗務総長、仏教会会長をはじめとする加盟団体の代表者・政界代表、関係団体代表者が参加しての懇親会が開催され、海外代表との交流を深めた。 (各行事の詳細は、機関誌『全仏』546号に掲載)
- 台風18号から変わった低気圧の影響で被害にあわれた皆さまへお見舞いを申し上げます
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2015年9月11日 声明・談話・要望書
被害にあわれた皆さまへ 台風18号から変わった低気圧の影響で各地に記録的な豪雨をもたらし、土砂災害や浸水など甚大な被害が発生し、人命をおとされた方、未だ安否の確認ができない方々がおられる状況であります。 尊い生命を奪われた方々とご遺族に、衷心より哀悼の意を表しますとともに、深い悲しみのなかで困難な生活を強いられているすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 さらに行方不明の方々の捜索活動、被災地域の救援活動が進められますことを念ずるものであります。 2015年9月11日 公益財団法人 全日本仏教会 理事長 齋藤 明聖
- 第43回 全日本仏教徒会議 愛媛大会開催のお知らせ
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2015年8月11日 過去に開催した大会・会議・記念事業の報告
第43回全日本仏教徒会議愛媛大会 大会テーマ「浄心の道 -巡礼-」 2015(平成27)年10月30日(金)~31日(土) 於:ひめぎんホール(県民文化会館) この度、第43回全日本仏教徒会議が愛媛県松山市ひめぎんホール(県民文化会館)を会場として開催されます。全日本仏教会徒会議は昭和29年に和歌山県高野山で第1回が開催されて以来、全国各地にて開催され、今回は愛媛県仏教会と本会が主催にて開催いたします。 30日は加藤精一会長の基調講演、各パネリストによる「巡礼サミット」、31日は天童荒太氏、片岡鶴太郎氏による記念講演及び記念式典が催される他、お砂踏み・数珠作り・坐禅体験といったイベントが両日ともに開催されます。 本ページより参加申込み書のダウンロードも可能です。 全国各地の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 内藤卓洲 愛媛大会実行委員長よりご挨拶 大会スケジュール 1日目 10月30日(金) 会場 ひめぎんホール(県民文化会館) サブホール 13:00 開会式(法要・大会挨拶・祝辞・日程説明等) 14:00 基調講演 全日本仏教会会長 真言宗豊山派管長 加藤 精一 猊下 15:20 巡礼サミット パネリスト プロ卓球選手 四元 奈生美 氏 聖カタリナ大学学長 ホビノ・サンミゲル 氏 四国八十八ヶ所霊場会会長 吉川 俊宏 師 コーディネーター 愛媛大学教授 寺内 浩 氏 ※同時刻に全日本仏教会代議員会議を併催 18:30 交流懇親会(会場 松山全日空ホテル) 【基調講演・巡礼サミット】 今回の大会テーマは『巡礼』。基調講演では弘法大師研究を長く続け、大正大学名誉教授である加藤精一会長が講演。 巡礼サミットでは、四国八十八ヶ所霊場会会長の吉川俊宏師、今年4月に愛媛大学に開設された四国遍路・世界の巡礼センター長の寺内浩氏といったスペシャリストに加え、キリスト教サンティアゴ巡礼等の世界の巡礼と国内巡礼について聖カタリナ大学学長のホビノ・サンミゲル氏から、お遍路経験のあるプロ卓球選手の四元奈生美氏といった多彩な方々を加えてパネルディスカッションが行われます。 スペイン巡礼やお遍路などの体験談を交えながら、その変遷と意義について話し合います。巡礼を体験した人の気づきについて、参加者の方々と一緒に考えます。 パネリスト・コーディネーターのご紹介 2日目 10月31日(土) 会場 ひめぎんホール(県民文化会館) メインホール 9:45 座 談 会 天童 荒太 氏「悼む人」よりー巡礼ー 10:45 記念講演 片岡 鶴太郎 氏「流れのままに」 11:50 記念式典(大会宣言、閉会式等) 【記念講演】 『悼む人』の著者で直木賞作家の天童荒太氏による講演が座談形式で行なわれます。『ボクは坊さん。』の著者・白川密成師も参加することになりました。記念講演は、俳優・画家の片岡鶴太郎氏です。奥さまは松山市の出身で、画家となって最初に画いたのは、ツバキの花(松山市の花)であったそうです。 【各講師のプロフィールについて】 公益財団法人全日本仏教会会長 加藤 精一 猊下 昭和11年6月27日生まれ 真言宗豊山派第32世管長 総本山長谷寺第86世化主 平成 7年 密教学芸賞 平成12年 真言宗豊山派総合研究院院長 平成17年 大正大学名誉教授 平成23年 密教教化賞 直木賞作家 天童 荒太 氏 愛媛県出身。 『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞し、昨年TBS系でドラマ化。ベストセラー「永遠の仔」はよみうりテレビにて連続ドラマ化。 2009年には「悼む人」で第140回直木賞を受賞。 悼む人は2012年に舞台化、2015年には映画化され全国にて上映。 俳優・画家 片岡 鶴太郎 氏 幅広いキャラクターを演じる役者として、ドラマ・映画・演劇など様々なメディアで大活躍中。 映画「異人たちとの夏」では第12回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。 1995年に「とんぼのように」の初個展を開催。2015年には書の芥川賞と言われる「第十回手島右卿賞」を受賞。 写真提供 近代映画社 2日間共通イベント 腰塚 勝也師 <仏画展> 体験プログラム 四国八十八ヶ所お砂踏み 数珠作り 坐禅 会場アクセスについて ひめぎんホールへのアクセス詳細はこちら 愛媛県松山市道後町2-5-1 TEL 089-923-5111 松山全日空ホテルへのアクセスはこちら 〒790-0001 愛媛県松山市一番町3丁目2−1 TEL 089-933-5511 参加お申し込み・お問い合わせ先について 記念イベントに参加お申し込みの方 申込み用紙ダウンロードはこちら ※ 仏教関係者および一般の方、どなたでも参加できます。 ※ 申込み後に、チケットがお手元に郵送されます。 ※ 申込み用紙に締切が8月31日と明記されておりますが、10月中旬まで申込みを延長いたしました。 懇親会および県外から参加なされる仏教関係者の方 ※懇親会に出席なされる方、宿泊をご希望の方は、こちらの用紙でお申込みください。 愛媛県内の仏教関係者さまはこちら 県外の仏教関係者さまはこちら ※ご不明の点は、下記もしくは近隣のご寺院へお問い合わせ下さい 全日本仏教徒会議愛媛大会実行委員会 事務取扱 TEL 089-911-1755 ※当日は、協賛企業各社によるブース出展も行われます。ブース出展に関するお問い合わせも上記へお願いいたします。 愛媛大会チラシダウンロード